タイ各地の良き食材が揃う「オートーコー市場」【11日目①】

「オートーコー市場」ではこんなものが売られています。

オートーコー市場はタイ国内のあらゆるもの、しかも1級品が集まる場所。MRTカムペーンペット駅から地下道で直結していて、じりじりと焼き付けるような灼熱の太陽も気にすることなく快適に場内を見て回ることができる、観光客にはありがたい市場でもあります。

市場内はおおまかに「魚・肉売り場」「野菜・果物売り場」「乾物売り場」「日用品売り場」「お菓子売り場」「お惣菜売り場&フードコート」に分かれています。

そこを練り歩きながら、気になったものを気の向くままに撮った写真をご覧ください。

日用品のお店にあった石臼たち。帽子型のものは中央に置かれたものがサーク(すりこぎ)で、これを手で握るように持って、臼…というには深さがないシロモノですが、置いた食材をガンガン叩く、という使い方をするようです。

こちらも日用品と雑貨のお店。小さいもち米蒸しが可愛い。

ここは乾物とお漬物屋さんかな。とにかく種類豊富な瓶詰めが気になるけれど、もう割れ物は買えません。我慢我慢。

こちら、乾物屋さん。干しエビもいろいろな種類が並んでいます。

バンコクでは中華街かここオートーコーでしか見かけないドライロンガン。チェンマイで買うよりも100バーツ以上高い。

ここは豆を中心とした乾物屋さん。右手前に見えるのは蓮の実かな。

ここは看板に緑のどんぶりマークがついていたお菓子屋さん。食べきれる自信がなくて買わなかったけれど、どれか試してみれば良かったと今ちょっと悔いています。

これは何でしょう。きっと酸っぱいのだろうということはわかります。

だってその上にはいろいろな種類のプリックグルアが並んでるもんね。二段目のピンクは「บ๊วย/ブアイ(梅)」、その右が「พริกเกลือลาว/プリックグルアラーオ(ラオスの唐辛子塩)」、最上段のは「พริกเกลือพม่า/プリックグルアパマー(ミャンマーの唐辛子塩)」とあります。さすがオートーコー市場。プリックグルアもこだわりの塩を使って作っている、ってことですよね。

「一番手前の茶色いものは「กะปิแห้ง/ガピヘーン」と書いてありますが、作り方を調べたら、これもガピより砂糖の方がたっぷり入っておりました(笑)。

この動画、ガピヘーンの作り方はあっという間に終わって、ほとんどはエビ入りナムプラーワーンの作り方になっていますが、わかりやすいのでどうぞ。

チェンマイでも見かけたタマリンド。

そして最後にやってきたのはお惣菜&フードコートコーナー。

どのお店にもたくさんのお惣菜を並んでいます。

一番心惹かれたのは、この緑のどんぶりマークのお店、なんですが、次から次へとお客さんがやってきて忙しそうだし、タイ語がわからない私にもわかるメニューも見当たらないしで断念。

ということで、その向かいのお店でぶっかけ飯を注文しました。

カイパローは煮込まれ過ぎていていまいちでしたが、ナス炒めが美味!

こちらのお店で甘いものも食べました。

見てすぐにロッチョンだ、というのはわかりました。このデザートの名前を店員さんに聞いてみたところ「ロッチョンガティ」との答えが返ってきました。

タロイモとメロン、黒米入り。少量なので秒で完食しました。

やっぱりここにはあった!「ソムケーヘン」

タイ語で「ソムケー」とはガルシニアのこと。日本では食べ物としてよりも、ダイエットアイテム、サプリメントの成分の一つとして名前を聞くことが多いかと思います。今回私は、その「ソムケー」を乾燥させたもの、「ส้มแขกแห้ง/ソムケーヘン」が欲しかったのです。

このソムケーヘンは南タイ料理に使われるもののようで、私が持っているタイ料理本にこの「ソムケーヘン」を使うレシピがあり、どうしても試してみたかったのです。実際に、この乾燥ガルシニアを使って南部のカレーを作っている動画がこちら。

2分30秒過ぎからソムケーヘンが出てきて、3分を過ぎた頃にお鍋で煮る場面が登場します。

探し求めていたソムケーヘン、またまたこちらのお店にありました。夏旅の際に「ナームブードゥ」という調味料を買ったお店です。

「ร้านลุงเนตร/ラン・ルン・ネーッ(ト)」、ネットおじさんのお店、でいいのかな。こちらのお店の冷蔵庫に、ソムケーヘンはありました。南タイ料理の食材を探すならココ、ってことですね。

午後からは頼もしい案内人と共にバンコクをまわります!

この日の午後は、つい先日まで日本で学んでいたMちゃんとそのママが私を案内してくれることになり待ち合わせ。日本語がわかるMちゃんと、料理上手だというママさん、会えてとっても嬉しい。

料理好きな私が行きたそうなところを案内してくれるとのこと、楽しみです!