チェンマイ風、タイカレー麺「カオソイ」を作る!

先日、阿佐ヶ谷の「ピッキーヌ」さんでいただいた「カオソイ」。その作り方をチェンマイご出身のRasamita先生から習ってまいりました。ココナッツミルクを油を引き出しながら加熱し、そこに具材でもある手羽元を煮たスープ、レッドカレーペーストやニンニク、ホムデンをすりつぶしたものを加えた本格的ながらも簡単に美味しくできる「カオソイ」。麺好き、タイ料理好きならマスターすべきイッピンです!

甘酸っぱ辛いフルーツのサラダからレッスンスタート!

パイナップルで器を作るよ♪

ニンニクと唐辛子をつぶし、そこにいろいろな具材を加えてナンプラー、ココナッツシュガー、レモン汁(本当はマナオ)で味付けをする「ソムタム」はあまりにも有名ですが、青パパイヤだけが具材じゃありません。私もこの夏、トウモロコシと塩卵を使ったソムタムを習いましたが、フルーツだってソムタムになります!

調味料と和えています。

作り方はパパイヤを使ったソムタムと基本的に同じ。ただし、フルーツは柔らかいので、タムタムするのはニンニクと唐辛子、調味料を加えるところまで。あとはこうしてサックリと混ぜればOK。

盛り付け

スーパーで売られているカットフルーツのミックスなんか買ってきたら、本当にあっという間にできちゃいます。

これがテーブルに運ばれてきたらテンション上がるな。

甘みの強いフルーツにナンプラーの塩味とレモン汁やタマリンドペーストの酸味が相まって、後味さっぱり。これは無限に食べられる美味しさ!フルーツは何を加えても美味しくできそうなので、次のお休みにでもたっぷり買い込んできてオウチで作ってみようと思います。

デザートの「サンカヤファクトーン」はハロウィンにもぴったり。

卵液にはバイトゥーイを加えて混ぜ、卵の臭みを消しつつ良き香りを移します。

「サンカヤファクトーン」、タイ風のかぼちゃプリンです。材料は玉子、ココナッツシュガー、ココナッツミルク、塩といたってシンプル。そこにバイトゥーイで香りづけするのですが、なければバニラエッセンスでOKとのこと。

カットかぼちゃを入れたココットに卵液を流し込み、蒸します。

レッスンではココットで作りましたが、小さめのかぼちゃを買ってきて、種を取り除いたところに卵液を流し込んで蒸してもいいですよ、とRasamita先生。その場合、蒸し時間がちょっと長めにはなるものの、見た目も素敵だし器もいただけちゃうのです。ハロウィンにもぴったり。

タイの蒸し器。いつ見ても可愛い!

蒸し上がったばかりの生地はこうして膨らんでいますが、冷めると落ち着きます。

タイティーとともにいただきます。

いわゆるとろける系のプリントは対極にあるようなしっかり食感。ですが、それがまたいい!ココナッツの風味が際立つプリンは、私たちが良く知るそれとは別物。温かいままでも冷やしても美味しいかぼちゃプリン。これも再現確実です。

海老丸ごと一尾が具材!「ポッピアクントート」。

海老に下味をつけているところ。

びっくりするぐらい簡単で、しかも美味しい海老の揚げ春巻きです。

包み方もまったくもって難しさなし。

先の海老を春巻きの皮で包み揚げる、以上。それなのに、箸が止まらなくなる美味しさ。

輝く海老の揚げ春巻き。

なんでもお弁当に詰めちゃうワタクシですが、これは絶対揚げたての熱々が美味しい!次のお休みに作るか、はたまた給湯室で揚げるか。(←え…。)いずれにせよ、作った暁にはこちらでご報告いたします。

自分で作っても美味しい「カオソイ」。

ココナッツミルクとカレーペーストなどを加熱し、鶏もも肉を加えたところ。

レストランで食べ、カオソイをご存知の方は「あれを家で作るとか手間がかかりそう…」とお思いでしょう。結論。ジャパニーズカレーを作るのと手間は変わりません。

鶏もも肉に加えて手羽元も入ります。

スープはこうしてもう一つの具材である手羽元を煮たものでOK。鍋こそ2つ使いますが、本当に簡単です。トッピングの揚げ麺が面倒なら買ってしまえば良し。それでぐっとハードルが下がるはず。私はもちろん自分で揚げますが。(その後に先の海老春巻きも揚げちゃえば一石二鳥!)

途中、熱々のスープを継ぎ足していただきました。

「レストランで食べるよりも自分で作った方が美味しいタイ料理」はこのカオソイにも当てはまりました。鶏がらスープの旨味とココナッツミルクのコク、そこにカレーペーストやタイハーブの風味が加わって、何とも奥行きのある味。これも次の休日に…と言いたいところですが、休日は料理教室を含めお出かけすることが多く、最近なかなか家で食事をする機会がありません。かといって朝からカオソイはさすがに重いし。ということで、こちらもお弁当にします。既に頭の中で「カオソイ弁当」は完成済み。さて、いつ実行しようか。楽しみだなー。

「カオソイ」レッスンのメニュー。

ピントが奥に行ってしまった。。。。
  1. ローゼルティー(ナム クラジェーブ)
  2. チェンマイ風 タイカレーヌードル(カオソイ)
  3. フルーツソムタム(ソムタム ポンラマイ)
  4. エビの揚げ春巻き(ポピア クン)
  5. かぼちゃプリン(サンカヤー ファックトーン)
  6. ジャスミン茶(チャーマリ)

Rasamita先生のレッスンは全部で20種類ほどあり(2019年9月現在)、それぞれのレッスンが繰り返し開催されます。

ウェルカムドリンクのローゼルティー。

先生のレッスンはお料理の美味しさや自宅での再現しやすさもさることながら、テーブルコーディネートも素敵だし、季節に合わせて紹介していただけるハーブティーも楽しみの一つ。

タイ料理 Rasamitaさん 桜新町駅(田園都市線)(東京都)でTadaku料理教室

好きな外国の料理・文化・言葉を体験しよう!Tadakuは、外国人の自宅で、英語や日本語を使って、外国人と楽しくお話しながら学ぶ料理教室です。日本でホームステイみたいな体験ができる!

さらには先生ご自身がとっても素敵で魅力のカタマリ。もうすっかりファンになってしまいました。次回レッスンはだいぶ先ですが(私のスケジュールの都合上)、今からとっても楽しみです。