4年半ぶりにアーム先生のタイ料理教室へ【6日目②】

スタートはタラートでのお買い物。

今回も市場でのお買い物からスタートしたアーム先生のお料理教室。以前はチェンマイ門近くにお住まいだったので、お買い物はチェンマイ門市場で、でしたが、今回は引っ越し先であるハーンドンの市場で食材を調達しました。チェンマイ門市場よりもずっと広く、大きな市場のようです。

お料理に使うお肉や野菜、箸休めに出してくれるフルーツなど、レッスンの参加者に食材の説明をしながら次々にお買い物していきます。

そんな中、果物屋さんで気になったこれ↓について質問したら…

先生がお店の方とお話しして、試食させていただけることになりました。

私が気になった木の実のようなもの、これ、ジャックフルーツの種だそうです。食べてみると栗のような食感と風味で美味。しかも生で食べられるって最高!栗とか茹でるのも蒸すのも皮を剥くのも面倒じゃないですか…。それに対してこれは薄皮さえ剥けばOKだなんて、嬉しいことこの上なし。これ、食べすぎちゃいけないような気がして買いませんでしたが、とてもとても気に入りました。手元にあったらひと袋、あるだけ食べちゃうこと間違いなしです。

建物もお庭も素敵な新しいお教室

こちらの建物の2階がアーム先生の新しい教室です。

庭にはタイ料理によく使われる食材が鉢植えになって置かれています。サラネーにカー、カミンまであります。いいなぁ。

上を見るとバタフライピーまで!私もいつか、こんなお庭のある家に住みたい!(寒い冬がある日本じゃこの鉢植えは置けないよなぁ。。。。)

今回は「シグネチャータイ料理」を習います。

アーム先生の料理教室には以前と変わらず、「北タイ料理クラス」と「シグネチャータイ料理クラス」の2つがあります。「北タイ料理クラス」は4年半前にもう受けているので、今回は「シグネチャータイ料理クラス」に申し込みました。

「シグネチャータイ料理クラス」では以下の5品を習うことができます。

  1. ラープムー
  2. グリーンカレー または カオソイ
  3. トムヤムクン または トムカーガイ
  4. パッタイ
  5. カオニャオマムアン

まずはスターターのラープから。アーム先生のタイ料理は手軽に作れるレシピであることが特徴の一つ。

次はグリーンカレーかカオソイですが、カオソイはすでに習っているため、ここはグリーンカレー一択。

あ、出た!

アーム先生所有のスパイスボックス。これ可愛いんだよね。控えめに言って魅力的。

初めにスパイス類を潰して、その後にホムデンや青唐辛子、ガピなどを加えてさらに叩きます。マクルーの皮ももちろん入ってます。

とても粗いですが、これでOK!とアーム先生。

あとは削りたてのココナッツを使って、ココナッツミルクを絞ればグリーンカレーは8割完成したも同然。

フレッシュで優しい味わいのグリーンカレーができあがりました。

カオソイも美味しそう!

2品作ったところで果物で小休止。赤いピーマンのような形をした果物はローズアップル、タイ語では「ชมพู่ (チョンプー)」と言います。サクサクとした歯触りでみずみずしいのが特徴です。甘みは強くありませんが、その分いくらでも飽きずに食べられそうです。緑の方はインドナツメ、こちらのタイ語は「พุทรา(プッサー)」。シャクシャクした食感でありながらもジューシーで、さわやかな甘みがとても良い。これまた美味しい果物です。

果物で水分とエネルギーをチャージしたところで後半戦スタートです。3品目に作るのはスープ。私はトムヤムクンを選択。クン(エビ)は後でくれるとのこと。フクロダケの姿が見えますね。このキノコ好き。日本でも作ればいいのに。

こちら、ベースとなるスープ。海老の頭のほかに根菜などが入ってます。

鍋にスープを入れて、沸騰したらプリッキーヌやバイマクルー、レモングラス、キノコを加えて火を通し、キノコが柔らかくなったら海老を放り込み、ナムプラー、砂糖で調味、火を止めてライム汁を加えれば完成!というこちらも簡単レシピです。ココナッツミルクの入らない「トムヤムクンナムサイ」完成。

お次はパッタイ。これまたとてもとても簡単。

フライパンに最初の材料を入れてから完成まで、3分とかかりません。

パッタイの添え物要員として、すぐにバナナのつぼみが出てくるあたり、さすが本場。

ラストはデザート!

カオニャオマムアンを作ります。

蒸したもち米にココナッツミルクとお砂糖、塩を加えて煮ていくのですが、片方のお鍋に入ったお米にはバタフライピーの花で青く色付けをします。使っているお花は先ほどお庭に咲いていたもの。

これまた羨ましい話です。

レッスン後、送る途中でカフェに寄り道。

アーム先生のレッスンは送迎付きなのですが、今回一緒にレッスンを受けたドイツ人カップルが「美味しいコーヒーを飲みたい!」と話していたのを受けて、何とアーム先生、みんなを近所のカフェに連れてきてくれました。

そこでまたいろんな話をしたのですが、私がチェンマイに来てすぐに夕飯を食べたレストランの話と、そこで出会った「นกยูง(孔雀)印の雲南醤油が欲しい!」と言ったところ、先生が自身の携帯で調べてその写真を見せてくれたのでした。これで俄然探しやすくなったぞ!

他の参加者の皆さんはホテルまで送ってもらっていましたが、私は前回参加した時と同じくまたまたワロロット市場までとお願いしました。今回も本当に良い時間を過ごすことができ、アーム先生には感謝感謝です!

ワロロットと郵便局と荷物。

ワロロット…と言いながら、こちらの写真はお隣のトンラムヤイですが、今回もやってきましたワロロット。チェンマイで食品系の探し物があったらまずはここに来ないと。

肝心の探し物をする前にまずトンラムヤイでこの蒸し器を見つけてしまい、これが妙にかわいく見えて、これ欲しい!と立ち止まりました。しかしながら、生憎今回はバーンセラドンの器たちがあるので手荷物に余裕なし。物理的に無理だな…とあっさりあきらめがつきました。

この食料品が山積みの景色、相変わらず見るだけでテンションがあがります。が、この日ワロロットにやってきた目的は雲南醤油。他のものは眺めるだけにとどめ、例のしょうゆを探して聞いて回ること数軒。

あ、この段ボールに書かれた瓶と孔雀の絵柄!あった、ありましたよ!シーユーダムケム。

「この箱の中のものが欲しい!」という私の言葉を受けてすぐに箱をあけてくれたマダム。ありがとうございます。

お目当てのものが見つかったところですぐにバイクをつかまえて、旧市街に戻りました。というのも、大量に買ったバーンセラドンの器を割らずに持ち帰るために、郵便局で丈夫かつ最適サイズの段ボール箱を手に入れたかったのです。

やってきたのはランナー郷土史博物館の近くにあるシープーム郵便局。

この郵便局で下の画像を見せ、このサイズよりちょっと小さな箱が欲しいの!と訴え、職員さんに探してもらいました。

すると。

全辺3センチずつ小さい箱がありました。すごい!まさにこれが欲しかった!というのも、バーンセラドンで買った器は丁寧に緩衝材で包んでいただきましたが、

さすがにこのペナペナのバッグにただ入れただけの状態では、どこかにちょっとぶつけたり置き方が悪かったらそれだけで器が割れてしまう可能性大。そこで。段ボール箱にきっちりつめて、その箱ごとこの袋に入れたら何とかなるのでは…と考えた末の郵便局なのでした。

この箱を組み立てて(開くだけですが)、中にバランスよく器を詰めていけばこの通り。

もうちょっと余裕がありそうなので、チェンマイを発つまでにさらにお買い物をしたらこの隙間を埋めてゆこうと思います。

夕飯難民となり、この度二度目の「ミットマイ」へ。

この日の夕飯は北タイ料理のお店、フアンペンで食べようと思っていました。がしかし、行ってみるとお店の前には長蛇の列。これは無理だ!と次の候補に向かうと「予約のない方は今日は無理です」とのこと。前回も数回利用した食堂、アルーンライに行ってみるとなんと定休日。翌日にカウントダウンを控え、観光客の数が増えていることも要員だったみたいです。ということでここはもう無理にレストランを探すことはせず、チェンマイ初日に行って気に入ったミットマイを再訪することにしました。

定番のタイ料理をいただけるお店ではないからか、お客さんの数が少ないのが残念。

この日は雲南ハムとアブラナの炒め物、ジャガイモとトマトと卵のスープを食べました。優しい味わいの野菜料理をたっぷり食べられて満足です。夕飯食べ損ねずに済んで良かった!