いよいよこの日、チェンマイを離れバンコクに移動します。8時過ぎにはお迎えがくるのでその前に軽く腹ごしらえ。前日あんなに食べたのに、タイではお腹が空きまくる不思議。
空港までの道は渋滞だけが心配でしたが、出発してみればスイスイ。予定よりもだいぶ早くついてしまったため、フライトまでの時間はとあるカフェでのんびり過ごしました。それにしてもこのラテがかなりの美味しさでびっくりしました。見ると店員さんが本格的なマシンを使って1杯1杯丁寧にエスプレッソを抽出して、バリスタばりに淹れている模様。
やっぱり出たよ!機内軽食。
タイ国際航空の軽食はどうやらこれ一択のようですね。こちらチキンカルボナーラ味。たっぷりのチーズがかなりの美味しさで危うく完食するところでした。美味しいものはバンコクに待っている!我慢我慢。
まず向かったのは「オートーコー市場」
バンコクにもチェンマイ同様地元民が主に利用するローカルな小規模のマーケットはあちらこちらにありますが、そこはタイ語ができないと利用が厳しい。ということで、タイ語がさっぱりなワタクシは大規模&高級路線の「オートーコー市場」へとやって参りました。
こちらの市場では野菜・果物や肉、魚などの生鮮食品から、乾物、タイ各地の名産品まで全てワンフロアで揃います。
何はなくともまずは腹ごしらえ。
場内にはこうした飲食物を提供するお店が立ち並ぶ一角もあり、麺類からご飯もの、肉や魚の加工品からデザートまでいろいろ選ぶことができます。この日はご飯ものがいいかな…と思っていたのに結局麺にしてしまいました。
欲しいものは「ガピ」と「干し海老」。
先にも書いたように、オートーコーではタイ各地の名産品が売られています。チェンマイで海沿いにある県の美味しいものを見つけようと思うとなかなか難しかったりするのですが、こちらは海のものも豊富!ということでタイ料理で使う調味料の一つ、「ガピ(海老味噌)」と「干し海老」を求めて場内を歩き回りました。
オートーコー市場で干し海老を買うのはやめました。だって、価格がチェンマイの3割増しなんですよ。例えば私がチェンマイで買ったドライロンガンも同じサイズで280バーツ。チェンマイより100バーツも高い。実はチェンマイで干し海老の価格はチェックしてこなかったのですが「きっと同じく高いよね」と思うとどうにも食指が動かず、チェンマイでは見かけなかったガピ専門店でのみお買い物をしました。
先に買ったのはパック入りの方だったのですが、その後隅々まで場内を見て回っていると、ガピだけを何種類も扱うお店を発見。しかも同じサイズのボトルに入っていながら値段がだいぶ違う。タイ語しかわからない店員さんと、タイ語は全くわからないワタクシでしたが、グーグル先生を通じて意思疎通をはかりました。「値段がだいぶ違うけれど何が違うの?」と聞いたら「ニオイを嗅げば違いが分かるよ」と説明になっているようないないようなお返事。ですが、実際に香りを確かめると一番高いものとそうでないものとでは明らかに違う!高い方が断然いいニオイ!ということで、自分用とタイ料理がわかるあの方へのお土産用に2個ミニサイズを買いました。そうしたら「220バーツでその数倍入ったボトルを買った方がお得だよ」と先の店員さん。親切にありがとう。「お土産用だからいいんだよ。」と(グーグル先生が)言うと満面の笑みを返してくれました。
「ロイヤルプロジェクトショップ」も目的の一つ。
タイ王室が農村部を支援するために始めたという「ロイヤルプロジェクト」。その中で作られた製品だけが並ぶショップです。バンコクにもいくつかあるようですが、そのうちの一つがこちらオートーコー市場の一角にあります。
こちらではすぐに売り切れてしまうらしい人気の蜂蜜が気になって行ってみたのですが、ここまででもうあれこれ買い込んでいたため、とてもじゃないけどお土産に重い蜂蜜の瓶が加わるのは無理。ということで今回はながめるだけとなりました。
同じショップの奥にあるカフェでまたまたヒトヤスミ。チェンマイに比べるとちょっと暑いこともあり(といっても8月の日本より数段涼しい。)、タイに来て初めて体力の消耗を感じまして。ここで涼んで体力の回復を図ります。
渋滞が激しいバンコクの移動は、地下鉄の「MRT」かスカイトレイン「BTS」が絶対にお薦め。ホテルからこのオートーコーまでも早速MRTを使ってきたわけですが、ここからは「BTS」も使ってバンコク市内を動き回りますよ。