旧市街はふらりとお寺巡りがおすすめ。【2日目~見る編】

チェンマイは見どころたくさんの街。お濠で囲まれた市街地にあるたくさんのお寺やショップはもちろん、郊外にも伝統工芸品を作る工房やドイステープ、エレファントキャンプ、モン族の村、などなど見るべきスポットてんこ盛り。ということで、チェンマイでは車両をチャーターし、日本語OKなドライバーさんをお願いしました。

大迫力の仏塔「ワット・チェディルアン」

過去の災害で崩れたといえどこの大迫力!

「ルアン=巨大」というだけあって、すごい迫力です。1438年に完成し、それから100年と少したって災害が原因で崩れたということですが、それでもこのサイズよ。当時の都の繁栄がわかるというもの。

敷地にたくさんある建物の一つにある仏像。
涅槃仏はいろいろなお寺にありますが、ここにも。

ラーンナー様式の美しきものがたくさん「ワット・プラシン」

黄金の仏塔、左側に見えるのが有名なお堂だとさっき知りました(笑)。

今回のチェンマイ観光ではドライバーさんはお願いしたもののガイドさんはつけなかったので、行きたい場所に連れて行ってもらったら時間を決めて基本一人で回るというパターンでした(途中からガイドさんと仲良くなり、結局一緒に回ってもらいました…笑)。ガイドブックには「○○が見どころ」とあったりしますが、それは気にせず(気にしている余裕もなく)とにかく気になったものを見まくります。

これがメインじゃないらしい。

邦画「プール」の舞台「ワット・ムーングンゴーン」

カラフルな装飾が素敵なお堂。

「プール」は「理由なんて、愛ひとつで十分だ」がキャッチコピーのチェンマイをを舞台にした、とあるゲストハウスに集った5人の6日間の物語。…だそうなんですが、まだ観ていません。これからチェンマイ旅の思い出に浸りつつ、じっくり鑑賞することにします。

仏塔の周りに配置された十二支のミニ仏塔。自分の十二支を探しましょう。
本堂の周りにおかれた天女さんたち。なんとも可愛い。

チェンマイの伝統工芸が見どころ「ワット・シースパン」

彫金の技術が見事!

こちらはガイドさんにお薦めされて、予定にはなかったもののお邪魔したお寺。このお寺の近くにある通りは銀細工の工房がたくさんあるそうで、その技術の継承を目的としてこのお堂が作られたんだそう。

ガネーシャもいるよ。

私がこちらを見学している際、ずっとスピーカーから何らかのアナウンスが流れ続けていました。ガイドさんによると結婚式の最中だそうで。こっそり覗き見ると西洋人の旦那様と地元の方と思しき女性がいらっしゃいました。チェンマイの結婚式は仏前式が主流なのか聞いたところ「いろいろだね」とのこと。ちなみにガイドさんは親せきが集まって食事会を催したのみだったそう。そんなスタイルも多いそうです。日本と一緒だ。

架空の生き物らしい、このこたち。

チェンマイのお寺を巡っていて気付いたのがこの得体のしれない生き物。どのお寺にも階段にはこの生き物たちがいます。とあるガイド本によると「ナーク」なる大蛇だそうですが、ガイドさんに聞いたら「これはモンっていうんだよ」と。一生懸命その「モン」をまねて発音するのですがダメだし食らいまくり(笑)。文字化するのは難しいのですが「ンモングクゥ」ってな感じです。口からさらに伸びるカラダ。気になるわー。

こちらは「ワット・ムーングンゴーン」のモングクゥちゃん。

チェンマイには全部で大小30を超えるお寺があるそうで、時間があったらお散歩がてら回ってみるのも面白そうです。そんなにたくさん回らなくても…という方は「ワット・プラシン」と「ワット・チェディールアン」にはぜひ足を運んでみてください。お堂の中に入ることもできるので、荘厳な雰囲気に心が洗われますよ。