「バーンセラドン」へ行こう!
チェンマイと言えばセラドン焼きが有名です。そのセラドン焼きの工房がいくつかある中で、私が一番お勧めなのがこちらの「バーンセラドン」。ターペー門から東に6キロほど進んだところにあります。
今回はグラブタクシーを利用しましたが、料金は123バーツ。旧市街から15分とかからずに行くことができます。
バーンセラドン好きな方のために、写真をたくさん撮らせていただきました!
バーンセラドンにはホームページがあって、商品のいくつかはオンライン販売もしています。それがこちら。
ただ、販売している商品が本当に限られていて、バーンセラドンの器をじっくり見たい人にとっては物足りないのです。
ということで今回、このブログをお店の方に見ていただき、バーンセラドンのことを紹介したいから写真を撮らせてほしいとお願いいたしました。結果快諾いただきましたので、店内の様子をたっぷりお届けしたいと思います。
普段使いの器ゾーン
バーンセラドン内は以下の3つに大きく分けることができます。
- 普段使いの器ゾーン
- 工芸&芸術品ゾーン
- アウトレットゾーン
店舗奥には工房もありますが、そちらは今回見ることができなかったので、上記3つのゾーンについてご紹介します。まずは普段使いの器ゾーン、一番見たくて、一番欲しいものが揃っているところです。
バーンセラドンの器は模様が細かくて本当にきれいなのです。
草花が描かれたシリーズもまた良い。
お店の奥に進むと、小皿や丸皿以外の形のもの、蓋物や贈答品が並んでいます。
小皿もこんなに細工が。
こちら、15センチ角のお皿。
お値段は720バーツほど。日本円にすると3000円弱と決して安くはないのですが、それも納得の模様の細やかさ。
今回は購入を見送りましたが、定番物が揃ったらほしい長角皿。
高台皿や蓋物も素敵。
ゴブレットや小さな花瓶も欲しいな…とは思ったのですが、今回は普段使いしやすいものに厳選したので購入を見送りました。チェンマイに行く度に足を運んで、少しずつ買い足すのがこれからの楽しみになりそうです。
工芸&芸術品ゾーン
正面玄関から入って左手は工芸&芸術品エリアになっています。全部販売されているのですが、そのお値段が桁違い。とはいえ決して手が届かないというわけでもなく、私でも無理をすれば購入が可能ではあります。でもこんな素敵な壺を買ったところで、猫の額ほどの我が家に置く場所はなく。
ということで、ここは目で十分に楽しませていただきました。
アウトレットゾーン
こちら、お店の正面玄関なのですが、この玄関の奥、向かって右手にアウトレットの品々が置かれた場所があります。
日本でいうところの東屋に、アウトレット品は並んでいます。
難ありのアウトレット品ということで、商品の一つ一つをよく見ると…
こんな感じで割れがあったり、多少のゆがみがあったりします。
今回はアウトレット品を買うつもりはなかったのでここは流して見ましたが、じっくり見るともしかしたら掘り出し物があるかもしれません。
ということで隅々まで堪能したバーンセラドン、今回は友人の分も合わせて10点ほど購入しました。もう大満足です!タイ料理を作るのが好きな方、器が好きな方、チェンマイに行く機会があったらぜひぜひ「バーンセラドン」に足を運んでみてください。きっとお気に入りの器が見つかると思います。
ランチは野菜が美味しい「ミーナー」で。
お買い物を終えて器を包んでもらっている時に「次はどこに行くの?」と店員さん。レストランミーナーに行くつもりだけれど、荷物が多くなったので一度ホテルに置きに行こうかと思う…と話したところ、荷物を預かっておいてあげるから手ぶらで行ってきなよ!とのこと。
その言葉に甘えまくって、バーンセラドンから1キロ弱のところにあるミーナーまで歩いて行ってみることにしました。
こんなのどかな風景を見ながら歩いていけるわけですよ。タイのこののんびりした感じ、本当に良い。
レストランの近くには「チャムチャーマーケット」なる場所があります。週末だけのマーケットのようですが、 地元のアートや工芸品、食べ物の屋台が立ち並んでいて、半日ぐらいは楽しめそうな雰囲気です。
バーンセラドンを出ておよそ10分、ミーナーに到着しました。
予約をしていなかったため入れるかどうか心配したのですが、時間がまだ12時になっていなかったこともあり、無事に席に案内してもらうことができました。
でもここからが大変で、注文を受けてもらうのを待ち、飲み物が届くのを待ち、お料理の到着を首を長ーくして待ち、お会計をお願いしてしばらく待ち。入店してからお店を出るまで2時間弱かかってしまいました。でもグループで行って、家族や友達とおしゃべりしながらだとあっという間なんだと思います。
今回の旅でやたらと意識して飲んだスイカスムージー、「テンモーパン」。タイ料理&タイ好きな友人が「タイに行ったらテンモーパンでしょ。」とこのタイ旅の直前に話していたのを聞いて、完全に感化されてます。
お料理は一品料理をいくつかお願いしようかと思ったのですが、食べきれる自信がなく悩んでいると、おひとり様メニューなるものがあるのを発見。そのおひとり様メニュー、3種類ぐらいあったと思うのですが、ガパオと鶏肉の炒め物を注文してみました。ミーナー名物のカラフルなおにぎりが可愛いです。…がガパオ炒めの辛さは可愛くなかった。
タイの標準的な辛さは私にとっては相変わらず厳しいんだな…ということを切に感じたランチタイムでした。
午後は クラフトヴィレッジ 「バーンカーンワット」へ。
ここ「バーンカーンワット」はチェンマイ郊外にあるハンドメイド作品を扱うショップが軒を並べる、チェンマイの中では割と新しめの観光地です。
アクセサリーや焼き物、絵画、木工品などなど作家さんのお店がずらりと並びます。
おしゃれなカフェや
美味しそうなお料理をいただけるお店も充実しています。
今回私がここにやってきたのは、4年前のチェンマイ旅でもお世話になった桃子さんとルカーさんご夫妻がこちらにオープンしたお店をどうしても訪問したかったから。それにしても「バーンカーンワット」、想像していたよりずっと広いし、お店の数も多くてびっくりです。
しばらく会場内をウロウロしてようやく見つけることができました!こちらが桃子さんのお店です。
桃子さんの絵とルカーさんのアイアンアートが所狭しと並べられています。
こちらの「バーンカーンワット」の特徴は、いずれのお店も必ずワークショップスペースを設けて、日に一度はワークショップを開催することだそう。
桃子さんとルカーさんのショップでは象のオルゴールの色付けを体験できるとのこと。下の写真の右側に書いてありますね。
お二人の作品を堪能したところで、桃子さんにお茶に誘っていただき、バーンカーンワット内のカフェへ。
このカフェがまたおしゃれ。
コーヒーだけ飲むつもりが、ショウケースの手作りスイーツがあまりにもおいしそうでつい…
レモンメレンゲパイも食べてしまいました。桃子さんとお会いするのは実は今回でたったの4回目、昨年10月に高円寺で催された桃子さんの個展以来なのですが、いつもいつも親切にしていただいて、感謝してもしきれません。
もっとも、常にお互いのインスタは見ていて、コメントを送りあったりしているので、4回目という気がしないね…ということ、何より便利な時代になったよねーと年齢の近いもの同士、あれこれ語り合ったのでした。