2024年新春、タイ三都を巡る旅で買ったもの。

※注意:一般的な「タイ旅行のお土産」の参考にはなりません!

今回も様々なお土産を買ってまいりました。そのことを書くにあたって、何の気なしに「タイ旅行土産」で検索してみたんですよ。そしたら、そこに書かれたもので私が買ってきたものといえば、せいぜいヤードムとセラドン焼きぐらいなもの。ということで、こちらはあくまでも「タイオタ(タイ料理オタク)」がタイでお土産を買うとこうなる、という観点でご覧いただければ幸いです。

食料品・調味料

2023年は久しぶりに夏・冬の2シーズン訪タイできたこともあり、「またすぐに行けるだろう」と考えられる程度には気持ちに余裕が出てきました。バンコクで「ニッタヤ」の店舗へ行った際にも、「また来られるよね」という穏やかな気持ちで、ナムプリックはすべて100gずつの少量買い。しかも量り売りのペーストは保存料が入っていないとのことなので、美味しいうちに使い切る意味でも100gは良い選択。

ニッタヤで買ってきたものの中で「クセになりそうだな。」と思ったものが一つありました。こちらの「ข้าวตังเสวย(カオタン・サゥーイ)」です。

クリスピーな食感と、香ばしい風味が最高です!

それから、この「陳合興(ตั้งฮะเฮง/タン・ハー・ヘン)」のふりかけも良い!機会があったらインスタの方でご披露いたしますが、シーユーカオ、砂糖、ナムプラーで味付けが施されたクリスピーポークに、フライドオニオン、バイマクルーが入ったふりかけです。もちろん唐辛子も。これがそこそこ辛いのですが病みつきスナック的なおいしさがあって、一度食べ始めるとなかなか止まらないのです。

あとはこれね、インスタントのお粥。日本でも買えるのですが、いろいろな種類があるのをスーパーで見ているうちに楽しくなっちゃって、つい買ってしまいました。パイナップルチャーハンの素は作るにあたって10種類以上の調味料 (※yukko先生の本気のレシピの場合) を混ぜ合わせなければならない手間が省けるし、その上美味しい可能性もあるよね…と思い買ってきてみました。美味しいかなぁ、美味しいといいな。。。

こちらは割れ・へこみが気になる取り扱い注意グループ。右のナムプラーと雲南醤油(シーユーダムケム)は未だ開封せず…ですが、Mちゃんママお勧めのナムプリックパオはすでに何度か使いました。

これは日本に帰ってきて早々に作った「牡蠣のナムプリックパオ炒め」。このナムプリックパオ(=チリインオイル)、何と2024年の1月から、日本でも販売されるようになったみたいです。すごい偶然!

いや…それにしてもチリペーストの800gはほぼ業務用よ。でも美味しいので、気になる方はお友達と一緒に購入してシェアしてくださいませ。

手前が「ソムケーヘン」、奥に見えるのは手違いで買ったドライ花梨。

それからこちらは南タイ料理に使う「ソムケーヘン」、乾燥ガルシニアです。用途はお料理への酸味付け。タイ料理で酸味と言えば、酢の他にはタマリンドがまず思い浮かびますが、南ではこのガルシニアを使うこともあるようです。スリランカ料理では「ゴラカ」という酸っぱい塊をお料理に加えることがありますが、


これも実はガルシニアです。タマリンドもインド料理に使うし、これら酸味付けの食材のルーツ、発祥の地がどこかはわからないものの、つながりがあるように思います。

これは香港の空港で買ったパイナップルケーキ。友人には「パイナップルケーキって台湾土産では…」と言われましたが、気にしないことにします。

セラドン焼き

今回ももれなく「セラドン焼き」買ってきました。これはチェンマイ旧市街の南西にある「メンライキルン」のもの。購入したアイテムは直径22センチの丸皿と小皿、鳥の絵が可愛いゴールドのマグカップ、そして今年の干支、ドラゴンのオーナメントです。〆て1000バーツほど。この中央に鹿の絵柄、可愛い。夏に買った深いグリーンの方もすっかりお気に入りです。

こちらはバーンセラドンのもの。ちょっと色が白っぽく写ってしまいましたが、実物はもっと落ち着いた色味で料理映えすること間違いなし。

どんなに小さなアイテムも、大きなものと変わらず細やか。今年はこの器が加わって、食卓がより華やかになりそうです。

それからこれはMちゃんのご家族からのプレゼント。ベンジャロン焼きの調味料入れだそう。もったいなくて使えない…なんて言ってたら、なおさらもったいないので、ここぞ!という時にデビューさせたいと思います。

キッチンツール

いつもは一番のボリュームゾーンであるキッチンツールですが、今回はこれだけ。耐熱のシリコン型です。購入目的はかわいいカノムチャンを作るため。

春になったら桜の型で、ピンク色のカノムチャンを作りたいな…と考えています。楽しみ!

雑貨・日用品

「こういうアートなものって、持つ人が癒されたり幸せな気持ちになれたりする、もうそこにあるだけでいいよね。」と言った友人がいました。それ以来自分のアンテナに引っ掛かったもの、見た瞬間に心躍る感覚を覚えたものは、物理的に不可能でない限り、手元に置くようにしています。

今回の旅ではこのイカさんと

竹の金魚が仲間入り決定。どちらも無事に日本に連れ帰ってきました。

これはバンコクのロビンソンや、チェンマイのリンピンなどで買った日用品たち。クマの絵が描かれているものはタイ語が書かれた手提げバッグ。作ったお菓子や、ちょっとしたお土産を入れて渡すのにちょうどいい!と思って買ってきました。それから、こちらはたまたま立ち寄ったプロムポンの「エムスフィア」1階にあるスーパーマーケットで見つけた食品保存袋。

この小坊主さんの絵が可愛くて、ついつい買ってしまいました。

これらは、旅行中にコンビニで買ったは良いけれど結局食べなかったものたち。それからスペシャルな香りのヤードム。

虫除けと虫刺されの薬も買いましたが、こちらはお土産ではなく現地で必要に迫られて購入。もちろん使い切れなかったので、夏になったら日本で活用しますよ。

お洋服&バッグ

こちらはチャトラムーで買ったエコバッグ。今はこのグリーンの缶バージョンしか見つけることができませんでしたが、いつの日か、赤缶も欲しいなぁ。

「CHABAA」のスカートもとっても気に入っていて、クローゼットにしまっておくのが忍びなく、タペストリー的な感じで、部屋の見える位置にかけては眺めています。

これも私のタイ旅定番のお土産、タイ語で書かれたお料理に関する本です。今回はレシピ本ではなく、タイ料理によく登場する食材図鑑的なものを買いました。ペーパーバックなので1冊200バーツとお手頃価格なのも嬉しい上に、

タイ語と英語の両方で説明がなされているのも助かる!この本は

  • フルーツ①
  • フルーツ②
  • 緑野菜★
  • 花野菜
  • 果物野菜
  • 根菜&豆類★

以上6種類があります。そのうちの2種類(★)を今回は買ってきました。残り4冊もいずれ揃えたいと思っています。

今回も本当に良い旅でした。無計画のまま決行した夏のバンコク旅も楽しかったけれど、やっぱりきっちり計画を立てて行く旅行の方が終わった後の充実度が高め。2024年の夏は、仕事との兼ね合いで行けるかどうか実は微妙なのですが、少なくとも次の年末年始は絶対に行くつもりです!その時にはイサーンやラオスも行程に入れたいな…と考えています。