タイ式しゃぶしゃぶ「タイスキ」をおうちでも!

タイスキ、「スキ」と言うからにはすき焼き的な?と連想してしまいますが、実際は日本のしゃぶしゃぶと似ています。ただし、付けダレがタイ料理以外の何物でもない!というお味。そして一度味わえば、虜になること必須!個人的には一年中いつ食べても美味しいと思う鍋料理ですが、寒い冬は温かな鍋が一段と美味しく感じられます。というわけで、本日はその「タイスキ」レッスンの模様をお届けいたします。

タイスキの命、「タレ」を習う。

作り方はシンプル。

タイでは「ナムチム」と呼ばれるタレですが、yukko先生のレシピでは全部で十種類ほどの材料を使います。ニンニクとプリッキーヌはクロックヒンで叩き潰し、他の調味料は加えて混ぜるだけ。しかもそれはタイ料理ではごく一般的なものばかり、で、このタレ、なんと材料さえ揃えれば5分と掛からずにできてしまいます。しかも美味しい、という。だからこそ何回も作ってしまうのです。我が家では鶏ガラスープで好きな具材を煮て、年がら年中このタレでいただいています。

具材にもひと工夫がタイ流。

こちらお野菜プレート。人参はナミナミ包丁でカットして可愛く。

具材は基本好きなものを準備すればOKなのですが、タイスキではちょっと手をかけた具材を準備して加えます。

この食べ方好き!

例えばこちら。サップした豚肉にニンニク、胡椒、パクチーの根をクロックで潰したものや少量のシーズニングソースを加えて練ったものを、小さなイカに詰めたり、海苔で巻いたりした具。日本でも水炊きにつみれを入れたりしますが、そんな感覚かと。ただ、この「海苔」と「イカ」の旨味が豚肉と合わさることでさらに美味しくなるのです。これはタイスキだけではなく、日本のいろいろなお鍋に取り入れて欲しい食べ方です。

豚肉には卵。

そしてお肉を盛り付けたお皿には中央に卵を落として。

鶏肉にもやっぱり卵。

先日コカレストランに行った際には、お肉はお肉のまま出された記憶がありますが、先生のところではちょっと贅沢にプラス卵。鍋に入れたらどうなるか…はもう説明するまでもありませんよね。

ルークチンもぜひ入れたい!

そしてお豆腐や好みの魚介類、ルークチンもお皿に盛り付けて準備完了!自分でも作れるルークチンですが、ここでは市販のものを使いました。日本にもこの手の練り物はたくさんあるので、お好みのもので良いと思います。

好きなものをそれぞれ好きなように食べる「タイスキ」

準備完了!

鶏がらスープで具材を煮る、おそらくこれがタイの定番スタイルなのだと思います。そして各自に用意されているこちら。

この網が大事。

この網杓子が非常に重要な仕事をしてくれます。たとえば先に紹介した「豚ひき肉の海苔巻き」のような崩れやすい具などは、こちらに入れれば鍋の中で行方不明…となるのを防ぐことができます。あとは鍋を囲むメンバーの中にある食材を苦手とする方がいた場合。その食材をこちらに入れて煮れば、誤ってその方の元にその食材がいってしまうこともありません。便利~!

食欲そそるビジュアル。

卵を落としたお肉はこうして卵を全体に絡めてから鍋に入れます。

早く煮えろ~煮えろ~!

ここまで来たらあとは早い者勝ち(←え?)。煮えた具材からいただきましょう!

これで一人前ですよ。

ちなみにこのタレは、適量を取り皿の中に取り分けて、鍋のスープで好みの濃度に薄めていただきます。この甘酸っぱ辛いタレがもう絶品!ビールも進みます!(私はジャスミンティーが進みます。)

たっぷりの胡椒がポイント!

締めはもちろんおじやですよ。スープ一滴、米粒一つ残さず完食いたしました!

2020年1月のタイスキレッスンは10日から3日間!

2020年1月と2月のスケジュール | タイ料理教室diidii 東京池袋

2020年1月と2月のレッスンスケジュールです。もう12月!ずっと先だと思っていた2020年のレッスンのご案内をする時期が来たなんて!2020年は特別な年になるのでしょうか?2月はチェンマイツアーがあり、ほとんどレッスンがありませんので、1月と2月を一緒に公開いたします。1月は鍋料理を中心にレッスンを開催します。2月も前半は鍋料理をやります。寒い季節は、やっぱり鍋料理ですよね!定番の「タイスキ」、東北タイ地方のハーブ鍋「チムチュム」。そして後半は新作の「トムヤム

そして来年…と言ってももう1週間後ですが、2020年1月にも毎年この時期恒例のタイスキレッスンがあります。10日から12日までの三日間、10日と11日は昼・夜ともにレッスンが設定されています。10日(金)の昼レッスンと12日(土)の夜レッスンはまだ席が少しだけ空いているようなので、気になる方はぜひ。タイ料理がお好きな方であれば絶対に気に入ると思いますよ。