熱帯アジアの食材「四角豆」
熱帯アジア原産だという四角豆。日本では沖縄で多く栽培されているとのことですが、最近は珍しい野菜を作る農家さんが増えてきたおかげで、晩夏から初秋にかけて近所の八百屋さんでも売られているのを見かけるようになりました。
タイ料理ではヤムにして食べるという話だけは聞いていましたが、ネットの力を借りて、この度自分で作ってみることにしました。
というのも最近、農家さんからの野菜のお取り寄せにはまっておりまして、その届いた野菜一族の中にあったのですよ、四角豆が。
しかもとびっきりきれいなものが届いたので、これは新鮮なうちにヤムにせねば!と半ば使命感にも似た思いを持って台所に立ちました。いざ、出陣。
タイ料理修行で培った「勘」で作る「ヤムトゥアプー ยำถั่วพู」
タイ料理を学び始めてそろそろ丸2年。その間に習ったヤムは35品。ヤムだけで35ですよ。そこで培ったヤムの味付けのテクニック…というか勘ですね、それとネットで仕入れた情報とを掛け合わせて「こんな感じか?」と思われる四角豆のヤムを作ってみました!
まずは調味料を合わせたボウルに乾煎りした豚ひき肉(自分でたたいたもの)と茹でた海老を加えて混ぜます。
そこに色よく茹で、水気を切った四角豆と薄切りにしたホムデンを加えて和え、器に盛り付けて砕いたピーナツと茹で卵を添えれば完成です。
本日のおうちでタイ料理は「ヤムトゥアプー定食」
ということで完成しました、本日のおうちでタイ料理定食。
- ヤムトゥアプー(四角豆の和え物)
- ゴーヤの肉詰めスープ
- 担担茄子
- おいしいプチトマト
初めていただくヤムトゥアプー、四角豆のシャクシャクとした歯触りよろしく、非常に美味であります!あっさりとした豆にスパイシーな甘辛ダレが良く合う!
してこのヤム、どこかで食べた味だなーと思っていたら、以前yukko先生のところで習った春野菜のヤムに似てるんだわ。そういえば、そのレッスンの時「四角豆で作っても美味しいですよ」と言われた記憶が。次回はyukko先生レシピでこの四角豆のヤム、作ってみよう。
数日前に作ったゴーヤの肉詰めスープ。
こちらはタイ料理でもなんでもないのですが、この夏一番気に入っている茄子料理の「担担茄子」。
ピーナッツ入りの肉味噌さえ作り置きしておけば、10分で完成する簡単かつ美味しいヒトシナ。温めても冷たくしても美味しい優秀おかず。
暑い日は涼しいお部屋でタイ料理三昧に限るな。良い休日でした。
おまけのカレーリーフ近況
4月の初めにバッサリ剪定してなんとも残念な姿になっていたカレーリーフですが、その後あれよあれよという間に葉を出し、枝を伸ばしで…
ここまで大きくなっちゃいました。
これ以上大きくなられると困るんだよなぁ…と思いつつも、新しい葉を出し成長する姿を見ればそれはそれで嬉しく、結局育てる方向で甲斐甲斐しく世話をする日々です。って水あげてるだけだけど。