ここはタイ?!「タイランドショップ」でタイにトリップ!【錦糸町】

タイに行けない今、「タイランドショップ」に行こう!

錦糸町と言えば「リトルタイランド」と称されるだけあって、たくさんのタイ料理店やタイマッサージ店、タイ食材店があります。その中でも一際「タイ感」溢れるのがこちらのお店、「タイランドショップ」です。

お店は錦糸町駅の北側、駅の改札を出て徒歩3分ほどの場所にあります。初めて訪れる人にとってはちょっと入りにくい雰囲気かもしれませんが、足を踏み入れれば親切な店員さんと美味しいタイ料理、タイ食材の数々が待っています。

いつもタイ料理教室が終わっておなかいっぱいの状態で立ち寄るため、タイ食材を買うだけで実は食事をしたことがなかった私。先日思い立って、「タイランドショップ」のタイ料理を味わうべく、訪問してみました。

「タイランドショップ」でタイ食材を買う。

品数はそう多くないものの、「タイランドショップ」にはタイ料理を作る際に欠かせない基本の調味料、生鮮食品、冷凍食品が一通り揃っています。入り口を入った正面には、タイの飲料や麺類などを中心にならぶ棚があり、その右手には調味料やココナッツミルク、スパイスなどが置かれた陳列棚と、タイハーブやカレーペーストなどが収まった冷蔵庫が。

こちら、タイハーブ系が並ぶ冷蔵庫。

難点と言えば食材名が記されたタグなどが一切ついていないこと。今でこそ、この状態でも問題なく買い物できますが、タイ料理初心者の頃にはまあ苦労しました。。。

そしてくるりと後ろを振り返るとそこには調味料がずらり。価格も非常に良心的です。この裏手には肉や魚が並んだ冷凍庫、そしてスパイス類やタイの青白食器、鍋や臼なども少しですが置いていますので、気になる方は覗いてみてください。

これぞタイのローカル食堂の味!可愛いピンクの「イエンタフォー」と「プーニムトード」に舌鼓。

以前はランチメニューもあったように記憶しているのですが、コロナ禍の影響か、現在は昼夜通してこちらのメニューのみのようです。

でも見てください!このお値段。どの料理も600円から700円台が中心、ライスをプラスしても1000円あれば十分。ということで、私もこの日は麺と揚げ物の2品を注文しました。

注文して先ず運ばれてきたのがこちら、「プーニムトード」、ソフトシェルクラブの唐揚げです。添えられているのはタイのチリソース。殻ごといただけるプーニムは「カニは好きだけれど食べるのが下手くそで…」という方にオススメです(笑)。揚げて香ばしさをまとったうま味たっぷりのカニ、殻のポリポリとした食感、最高です!

そしてこの日のメインはこちらの「イエンタフォー」。「紅腐乳」という中国の発酵調味料を使った、ピンク色(にはとてもこの写真では見えませんが)の麺料理です。650円也。自然な塩味と甘味、酸味が相まって美味!

麺は太いセンヤイ。これを見るとピンク色がわかります。この太麺にスープがほどよく絡んでいい感じ。

そしてタイの麺料理に欠かせないのが卓上調味料。「クルワンプルン」と呼ばれるこちら、基本は

  1. プリック・ポン(粉唐辛子)
  2. ナム・ソム・プリック(唐辛子入りの酢)
  3. ナンプラー(魚醤)
  4. ナムターン(砂糖)

の4種類。だそうですが、ここ「タイランドショップ」ではなんと6種類が麺料理と一緒に運ばれてきます。

しかも、ナンプラーは別容器に入ってテーブルに常時置かれていますので、なんとトータル7種類!先の4種類の他は一体何なんでしょう。今度行ったら店員さんに聞いてみよう。

「アロイディー」の紙パックがお買い得です!

最後に私がこちらのお店にお邪魔した際、必ず買って帰ってくるものをご紹介。それがこちら、「アロイディー」のココナッツミルクです。お店によっては200円を超える価格で売られていたりするのですが、「タイランドショップ」では1個150円、6個まとめてだと750円(1個あたり125円)です。

一時期タイからの物流が滞り気味となり、しばらく欠品あるいは品薄状態が続いていたのですが、ようやく入荷が安定した模様。良かった良かった!これでタイカレーを心置きなく作れます。

他にも料理が美味しいタイ料理店はたくさんあるかと思いますが、ここのお店は雰囲気もそして店内に漂う匂いもタイなのです。海外旅行が当分難しい今、タイの空気感を味わいたい!という方、ぜひ一度足を運んでみてください。