翌日の午前にはバンコクに移動するため、実質チェンマイはこの日が最終日。やり残しなし、心残りなしにしよう!と料理教室後は滞在中3度目となるワロロット市場へ。日本へ持ち帰る方法も思いついたので大物たちをゲットしに向かいます。
はい。初日に木製のクロックを見て「いいな…」と思いながらも持ち帰る自信がなく後ろ髪惹かれつつ後にしたお店。日曜日に向かうも定休日で再訪が叶わなかったお店。それがこちら。
トンヤムライ市場の台所用品を扱う店が並ぶ一角にある「Chamchuri」さんです。
こちら、たしかマンゴーウッドだと言っていた気がするのですが…忘れました。とにかく滑らかな質感が気に入って、これはタイじゃないと買えない!と思い、持ち帰ることのできるサイズ、しかし和え物が作りやすい大きさはあるものを選んで購入しました。
他の木製クロックのお値段は確認しませんでしたが、おそらく他のものに比べたらお高いのだと思います。こちら、350バーツ(1225円)。このクオリティーとサイズを考えたらお買い得だと思うのは、私が器&道具好きだからです。ちなみに、このシリーズは最大のものでも450バーツ(1575円)とのこと。やっぱり安いわー。
続いては先の木製品の2軒お隣にある「SIWALEE SHOP」さん。初日にも台所道具をお買い物させていただいたところ。こちらで迷いに迷って結局買わなかったものが一つありまして、それが可愛い花柄の琺瑯のボウル。それと同じものを実はこの前日に目にする機会があり、「やっぱり可愛い!」「これは運命!」と都合よく思い込み、再びそれを買いにお邪魔した次第。そのボウルというのがこちら。
これを買ってどうするってこうして料理を入れるもよし(え?)、野菜を洗うもよし、猫が昼寝するにもちょうど良さそうなサイズじゃありませんか。
ちなみにこれをどうやって持ち帰ったかと言いますと…
いやー、スーツケースの片側を空にしてタイに向かった甲斐があったというもの。今後タイに出かける際にも「荷物はスーツケースの半分まで」を徹底したいと思います。
お店の方もとっても親切なので、チェンマイでキッチン用品をお求めの際にはぜひ一度お立ち寄りを。ただし、品ぞろえという点でいうと、場外に台所用品と食器を扱う大きなお店があります。そちらと行き来しつつ品定めしてくださいね。
チェンマイ出身の先生と優雅なディナー。
ワロロットでの買い物を終えるとすぐにホテルに戻り、タイミングよくチェンマイに帰国していたタイ料理の先生待ち合わせ。現在は日本で家族と共に生活しているのですがちょうど里帰りの最中、一緒に食事をということになりました。その先生が案内してくれたのがこちらの「リバーマーケット」なるレストランです。
「実は私も来るのが初めてなんだけれど、妹が薦めてくれたの。」とのこと。チェンマイの高級リゾートホテルの一つ「アナンタラ チェンマイリゾート」の隣ということもあり、ちょっとリッチな観光客の利用が多いんだとか。そんなわけで、雰囲気は良いにしても料理の味がどうだろう…と先生は心配してくださっていたのでした。
この日はメニューを見ながら楽しく悩んで
- 空芯菜炒め
- 揚げタラピアとポメロのサラダ
- 大エビのレッドカレー ココナッツ&セイボリー風味
この3品とジャスミンライスをお願いしました。
空芯菜炒めは写真を撮り忘れましたがどの料理も観光客に寄せない本格的なタイハーブの風味と辛さ、味付けももちろん〇。先生も「これは美味しい!」と納得していました。
ナイトマーケットで探す懐かしの味
レストランでかなりお腹いっぱいになったものの、先生が学生時代によく食べたという懐かしの味を求めてナイトマーケットに向かいました。「お腹一杯だけで甘いものは別腹だよね。」別腹とか、本当に日本語が流暢すぎる。先生の話す日本語は文法も発音も完璧すぎて、一緒にいるとタイ人だということを忘れるレベルです。それはさておき、ナイトマーケットで見つけたいお店というのはこちらでした。
「日本人ってあまりロティ食べないよね。」確かに。こんなスイーツも見たことないです。
クレープっぽいけれど、生地を見ると明らかにパン寄り。先生はシンプルなシロップと砂糖(!)だけのものが好きとのこと。その懐かしの味を私もおすそ分けしてもらいました。別腹にするにはヘビーなスイーツでしたが気づけば二人で完食していました。
でもこれを食べるんだったらさっきリバーマーケットで食べたティラピアとポメロのサラダ、225バーツの方が断然お得だよな、と心の中で密かに思う私。もっとも、リバーマーケットはtaxとサービス料が入るので、メニュー価格にちょっとプラスにはなりますが、それでもきっと260バーツちょっとでしょ?やっぱりお得です。
こうしてチェンマイ最後の日も美味しいものづくしで過ぎていきました。チェンマイはバンコクと違って都会過ぎない、でも田舎っていうほどではないという街の雰囲気が自分には合っているなと感じています。ドイステープはもちろん、ちょっと足を延ばせばミャンマーやラオスにも行けちゃうチェンマイ。そんなプランはどう?とケンさんにも提案してもらったし、必ずまた来よう。本当に楽しかった!