チェンマイの東急ハンズ、「チェンマイプラスチック」が素晴らしすぎました。
私がこれまでチェンマイでキッチン用品を買うために何度も足を運んでいたのはブルーのひさしのお店、「JH Kitchenware」さん。そのお隣に、こんなに素晴らしいお店があったことに、今の今まで気づきませんでした。今回の旅で大好きになり、何度も通ったのが赤いひさしのお店、「チェンマイプラスチック」です。
この地図上で見ると、小規模なお店に見えるんですが…
実際のお店はこれぐらいの広さで、出入り口も3つあるのです。
まずこんなプラスチックのタッパーコーナーから始まって、
奥に進むと調理器具が並ぶ一角があり、
さらにその先にはプラスチックのテーブルウェアやインテリア用品、
製菓用品やナイフ各種がなんでも揃うコーナーがあって、
渡り廊下的なものを超えて行くと
サイズも色も多様なカゴ・ザルがこの通り、山と置かれています。
ラッピング用品も全部揃っちゃう上に、
クラフト&ビニールバッグ各種と文房具も買えちゃう、とまぁそんなお店なのです。しかも、あらゆるものがどこよりも安い!!
私がお値段調査をしまくったこのソムタムピーラー他店では安くて120バーツ、だいたいのお店が150バーツ程度だったのに対して、「チェンマイプラスチック」では95バーツですよ、奥さん。
冷凍からオーブンまでOKのシリコン型にいたっては、タイ各地のスーパーマーケット、製菓道具売り場で250バーツ以上したものがここでは89バーツ。ちなみにこちら、カノムチャン用にしようとワタクシ買ってきました!
こんなレトロ可愛いものもあって(お値段もかわいいし)、お土産を探すのにもぴったりです!ちなみに写真を撮り忘れたのですが、多種多様なリボンをはじめとした手芸用品も充実しています。東急ハンズ的なお店が好きな方、チェンマイに行ったらぜひぜひこちらの「チェンマイプラスチック」にお立ち寄りくださいませ。
バーンカーンワット、桃子さんのお店へ再び。
「ワロロット周辺でお買い物があるから、待ち合わせして一緒に行きましょう!」という桃子さんのお言葉に甘えて、バーンカーンワットに連れてきていただきました。この旅2度目の訪問です。
というのも、1日目に見かけたこちら、
桃子さんが絵付けしたルカーさん作の鉄イカさんがどうしても頭から離れず、この子をお迎えするために再訪いたしました。
欲しかったものが手元にやってきたことを嬉しく思いつつ…
先日とはまた別のカフェで、桃子さんと甘くておいしい幸せな時間を過ごしました。
北タイ料理のお店「Laab Kai Meuang Phan Waen」が最高でした。
この前日にお店の前まで来てみたものの、定休日で利用が叶わなかった「Laab Kai Meuang Phan Waen」。チェンマイ最後の夜こそは!と思いやってきてみると、オープンしていました。嬉しい!
こちらお店は、都内のタイ料理店で腕を振るうタイ好き女子のSちゃんから教えてもらいました。
本格的な北タイ料理が、こんなリーズナブルなお値段でいただけるなんて、ありがた過ぎる!
Sちゃん的には
- จิ้นส้มหมกไข่/ジンソムモックカイ
- ยำจิ้นไก่/ヤムジンガイ
- ลาบ/ラープ(好みのもの)
この3つが特におすすめ!とのこと。でも一人で3種類は多いかな…と思い、タイの発酵ソーセージ「ネーム」と卵の包み蒸し、 (ジンソムモックカイ)とヤムジンガイを注文しました。
が!生憎ジンソムモックカイは売り切れとのこと。ネーム食べたかったのにな…。でも無いものをいくら嘆いても仕方がないのですぐに気を取り直し、卵つながりで「แอ๊บหมู/エップムー」をお願いしました。エップムーは卵にいろいろなハーブ類と豚肉を入れ、バナナの葉で包み蒸し焼きにした北タイ料理です。
こちらエップムーを作る様子です。楽しいのでお時間あればぜひ。
こちらは家族経営のお店のようで、まだ小中学生と思われるお子さん3人が、お店の手伝いをしながら手が空くと、フロアの片隅にあるテーブルで宿題をしたり、夕食を食べたりしています。当たり前のようにお店の仕事をして。えらいなぁ。
そんな子どもたちのようすを眺めてほっこりしていたところに、ヤムジンガイが到着しました。それにしてもこれをなぜ、ゲーンではなくヤムと呼ぶのか、不思議。
一見普通の鶏肉入りの汁物ですが、侮ることなかれ。このどんぶりの底に「これでもか!」というぐらい、スパイスたちが沈んでいます。それが全体に行き渡るようによくかき混ぜてから口に入れれば、唐辛子のヒリつく辛さに加えて、山椒のしびれる辛さが加わりそれはもう最強級です。でもただ辛いだけではなくしっかりうまみもある上に、辛さがいつまでも舌の上に残らないから、次の一匙を口に運べてしまうんです!これが不思議。
結論。このヤムジンガイとても美味しい!
こちら北タイ料理界の癒しである卵料理、エップムーです。ただの卵料理と侮ることなかれ。豚肉のうまみと様々なタイハーブの風味、そこにバナナの葉の香りも相まって最高!頬張ったときの幸せといったら…思い出しただけで涎が。。。ってなぐらい美味しいのです。
チェンマイの旧市街では、南エリアに私が好きなお店が集まっていることが今回の旅でわかったので、次回はそれらのお店に通いやすい場所にあるホテルを予約しようと思います!
チェンマイ最後の夜に、このレストランで北タイ料理を食べることができて本当に良かった!しかも会計の時にお店最年長マダムが、にこにこしながら一の位を切り捨てておまけしてくれたのです。そんなマダムの優しさが何より嬉しかった、チェンマイ最後の夜でした。