ワット・フアラムポーンに寄り道。
私が今回宿泊したホテルは、スカイトレインのサラデーン駅と地下鉄のサームヤーン駅をどちらも便利に使える位置にありました。しかしこの日の第一目的地はホテルから徒歩で向かえる(とはいえ、まずまずの距離がある。)場所にあるサームヤーン市場。帽子をかぶって水を手に、いざ出発です。
ホテルを出発して数分で地下鉄サームヤーン駅近くまでたどり着きました。ふと見ると立派なお寺が。朝早い時間だというのに、徒歩で車で、人々が次々に入っていくではありませんか。これはちょっと見てみよう!と急遽お邪魔してみることに。
勝手が全くわからない私は、お参りにやってきたタイ人の様子をじっと見守ります。ここではお香やろうそく、お花などのお供え物を販売しているようです。
さらには干支ごとに、縁起のよいお供え物が販売されていたりもします。
またあるスペースには寄付を募るお坊さんの大きなお人形が。
ここではろうそくが売られていて、曜日ごとに何やら書いてあるようです。
仏様がたくさん居すぎて、もう何が何やらです。タイ語がわかるようになって、正式なお参りの作法を知りたい!
結局わからないことがたくさんで、知りたい欲求だけが高まったワット・フアラムポーン訪問でした。
本当に駅のすぐそばですので、気になる方はぜひお立ち寄りください。
目指すは市場、でもタイは暑いのでこまめな休憩が必要です。
突然ですがワタクシ、生まれ持っての汗っかき体質です。猛暑の中、外に出た瞬間に汗がたらり。ところが、今年に入って体質が変わったのか自分でも驚くほど汗をかかなくなったのです。これで私も女優を目指せるか…と思っていたのですが、タイの暑さの前ではそんなもの、まぼろしでした。
そもそも旅行となると歩きますしね、ましてや自分の場合、どうしても行きたい場所があったら5キロぐらいは平気。この日向かった市場も、ホテルから1.5キロぐらいはあるのです。そりゃ汗もかくわ。
で、もう間もなくで市場!というところまでやっては来たのですが、その前にいったん体を冷やそうと立ち寄ったのがこちらのカフェ。
こんなところです。店内は天井が高くて開放感があり、きれいでとってもおしゃれ。
ここで30分ほど休憩させていただきました。生き返った!
チュラロンコン大学そばのローカルマーケット、サームヤーン市場。
やってきました。こちらがサームヤーン市場です。歴史は古いようですが、この場所に移転して、このようなきれいな市場になったようです。
この写真を撮影した場所のすぐ右手にはタイで最もレベルが高いとされるチュラロンコン大学があります。
早速中に入ってみます。入り口近くにはお花屋さんや、主にスイーツを販売するお店がずらりと並んでいます。
どれも色とりどりで美味しそうなのですがなにせ暑くて。
どれもおいしそう…なのですが、暑さ故、なかなか手が伸びません。お菓子エリアが終わると、その奥は野菜&果物が並ぶエリアになります。
さらにその奥に進むと、肉や魚ゾーンがあります。ご覧の通り、タイの市場にあってはかなり衛生的です。
お邪魔した時間帯が10時台という、朝には遅く、昼には早いという微妙な時間だったため、お客さんのすがたはまばらでしたが、時間帯が違うとかなりの人でにぎわうようです。
建物の外側にはすぐに食べられる調理済みのものを販売しているお店が並び、椅子やテーブルも用意されていたので朝ごはんがまだだった私はためしに!とタイ式のチャーシューが入ったという蒸し饅頭を買ってみました。
美味しそうですよね。ところがびっくりするぐらい美味しくなかったんです。これはまぁ衝撃でした。大抵のものはおいしく食べられちゃって、実は私、味がよくわからないんじゃないか?っていうぐらい、なんでも食べられるタイプなのですが、その私をもってしてもこれはダメでした。こんなこともあるんだー、ショック。せっかく来たので最初に見たお菓子コーナーで何か買って帰ろうか、という気持ちもすべて消え失せ、この市場を後にしたのでした。
教訓。事前の情報収集大事。せめて「このお店でこれが食べたい!」を一つは持って市場に行こう!
街を巡り、結局たどり着いたのはセントラルワールドのフードコート。
何をするにも「ツイていない日」というのがあります。この日はまさしくそんな日。歩道が続いていると思って進んだ先が川で行き止まりだったり。
あー、こっちだったかー、と無事に橋を渡るも、タラートがあると思っていった場所に何もなかったり。
もはや町中にある、タイ料理とは何の関係もないレバノン料理のお店が非常に魅力的に見えたり…
とまあいろいろありましたが、前日に見たセントラルワールドのフードコートに気になるお店があったな!ということを思い出し、行ってみることにしました。
やってきたのはこちら、セントラルワールド7階のフードコートスペースにあるナムプリックのお店です。
どれもおいしそう!
こちらの3色ごはんとナムプリックガピのセットも魅力的。
エビのナムプリック、塩卵のナムプリック、マンゴーのナムプリックなどなど、いろいろなナムプリックが並んでいます。このペーストだけ全部一口ずつ味見したい!
という個人的な欲求はさておき、悩みに悩んで結局定番かつ安定のおいしさのカオクルックガピを注文することにいたしました。
注文すると店員さんがこのように、目の前でお料理を盛り付けてくれます。ちなみにこれは私の前の人が注文した 3色ごはんとナムプリックガピのセットを盛り付けている様子です。
はい、こちらが作ってもらったカオクルックガピです。クンチアンが炒めずに切っただけだったり、干しエビがお魚スナック的なものの置き換わっていたり、ムーワーンが全く脂身無しの赤身肉だったり、本場なのにホムデンが赤玉ねぎになっていたりと突っ込みどころは満載ですが、なにせ60バーツ(240円)ですからね。コスト的にはこれが精一杯、というところかと思われます。
なんにせよ美味しい。揚げ唐辛子だけを残し、完食いたしました。
食料品売り場の奥の方を覗いてみたよ。
フードコートと同じ7階にある食料品売り場、前日は生鮮食品を中心にチェックしましたが、この日は奥の調味料やお菓子、製菓や生活用品などを見てみました。こちらはお馴染み、ゴールデンフェニックスのジャスミン米、デザインが素敵です。5キロでおよそ800円といったところ。やっぱり現地は安い。
こちらは製菓材料の中でも食紅と各種香りのエッセンスコーナー。タイのお菓子はどれも似たような香りがするのだけれど、あれって結局どれを加えているんだろうか。
いろいろな食料品を詰め合わせたカゴ。カゴ付きと言えどちょっとお高い。
タイの方はこのボディパウダーが好きなんでしょうね。日本ではベビーパウダーを赤ちゃんが使うぐらいで、日常的にこういったものを使っている方はそう多くないかと。年中暑いですから、さっぱりしたいんでしょうね、きっと。
最後はお菓子の型コーナー。適当な大きさのかわいいシリコン型があったら、カノムチャン用に購入しようかと思っていたのですが、これチョコレート用らしく、小さい上に良いお値段がします。ということで今回は見ただけにしました。
3日目②に続く。