ブルネイってどこよ。4年ぶりにバンコクへ!【1日目】

ロイヤルブルネイ航空で行くバンコク10日間の旅。

今年は…今年こそはと思い続けてはや3年半。2020年のお正月を最後に訪問できなくなってしまった微笑みの国タイへ、いよいよ満を持して出発です!

朝ごはんは成田で。さっぱりとろろ昆布のおうどん。

と言いたいところですが、今回は出発の2週間前に急いでチケットを取ったため、少々…とは言えない大きな手違いなどもあり、それでも何とかバンコク行きの航空券をゲットできました。今回お世話になった航空会社はこちら。

「ロイヤルブルネイ航空」です。バンコク直行便ではなく、ブルネイなる国のバンダルスリブガワン空港で乗り換えます。恥ずかしながらワタクシこれまでブルネイなる国がどこにあるか、存じ上げませんでした。。。改めて調べてみたところ…

ありました!大きさは日本の三重県とほぼ同じとのこと。割と小さな国のようです。しかしながら調べてみると、 石油・天然ガスによる収入を元に、政府が社会福祉を充実させていて、個人に対する所得税・住民税は課されておらず、医療や教育も無償なんだとか。

そのためかどうかはわかりませんが、今回のバンコク往復チケットもなんとおよそ5万円、燃油サーチャージなし!という価格設定。ということで乗り換えの手間暇を考えてもお得!と判断し、チケットを取った次第です。

夏休みという旅行シーズンにして、一列独り占めという贅沢。

各社の飛行機は、その航空会社の本国からどこに飛行機が飛んでいるかで客層が変わってくるわけですが、ロイヤルブルネイはどうかな…と少々不安に思いながらチェックイン。出国手続きを終えて出発ロビーまで来てみると…

客層を気にする以前に人がいない。私、何か間違ったでしょうか…と青ざめるレベルで人がいません。ボーディングタイム10分前になると、ようやく乗客が集まり始めました。いやー、良かった良かった。

ただ、いざ出発時間になってもやはり機内は席に余裕があり、おかげさまで今回はこんな感じで席を使うことができました。

席の前後の間隔は若干狭い気がしないでもないですが、それでもこれなら文句なしです。ちなみに、ブルネイはイスラム教を国教としているため、国民のおよそ8割がイスラム教徒なんだとか。

そのためこの通り、女性職員の制服はヒジャブもセットですし、飛行機が飛び立つ際には各種注意事項が案内された後に…

お祈りの歌が流れるのです。その歌の動画の背景にブルネイ各地にあるモスクが映るのですが、これがなかなかどうして素敵。いつかブルネイも行ってみたいなーと思いながら、見入ってしまいました。

バンダルスリブガワンは国際空港です。がしかし、お店はほぼ閉まっています。

日本を出発して6時間、乗り換え空港であるバンダルスリブガワンに到着しました。そもそもブルネイ国民が46万人ほどしかいないということで、小さな空港だろうとは予想していました。

ゲートは8つのみ。そしてやはりここも人がまばら。

まだ明るいのに閉まっているお店。

自販機はあります。

化粧品を扱うお店、開いてはいますが、やはり客はおらず。さて、出発までの1時間ちょっと、どこで時間を潰そうかとウロウロしていたら、やはりありました。

どこに行ってもある、安定のスタバ。ここで小一時間を過ごし、最終目的地であるバンコク行きの便へ。

こちらも席の埋まり具合はこんな感じでした。

ロイヤルブルネイ航空の機内食。

さて、今回のロイヤルブルネイのフライトでは、成田からブルネイに行く機内で食事とオヤツが各1回、ブルネイからバンコクに向かう機内で1回食事が提供されました。上は成田発の機内での食事。

ビーフを選んだのですが、日本出発であることを意識してか、味付けは牛丼風。青菜のおひたしや卵焼きもついています。そしてなんとこし餡いりの大福まで。どんな組み合わせだよ、とつっこみたくなる気持ちがムクムクと。ただお味は悪くないです。実のところ食事はあまり期待していなかったのですが、なかなかどうして普通においしかったです。

途中で出されたおやつのクッキーはたしかマレーシアのものだったかな。

そして、ブルネイからバンコクに向かう機内でのお食事タイム。また「ビーフか鶏」と来たので、肉以外はないのか聞いたところ、ありませんとの回答。ならばコーヒーとデザートだけで良いよというと、CAの男性が「チョコレートケーキ、もう1個食べる?」と持ってきてくれました。丁重にお断りした3分後。同じCAさんがまたやってきて、「これ、クルー用の魚料理なんだけれど、こちらで必要な分はあるからどうぞ。」とわざわざお魚を用意してくれたのです!

「CABIN CREW」のシールがしっかり。いやー、本当にうれしいし、ありがたい!

ということで、東南アジア風の甘酸っぱい味付けの魚煮込み料理、おいしくいただきました!

バンコクに着いてからがなかなかどうして長かった件。

日本を出発しておよそ10時間、ようやくバンコクのスワンナプーム空港に到着しました。夜の20時過ぎですが、各国から到着した人たちで溢れかえっています。そして、 入国管理カウンター までが長い!もうそろそろかな…と思っていたら、まだ500メートル以上あるって、スワンナプーム広すぎる!

イミグレも審査そのものというより人の多さで時間がかかっていて、バンコクに関しては完全に観光客が戻ったなー、という印象です。かくいう私も、だからこそ行く気になったわけですが。

30分ほど待ってようやく入国チェックを終了。荷物を受け取り、少しバーツに両替しておこう!と空港内の両替所に行くと、恐ろしくレートが悪い。

とはいえ何としてもバーツは必要。致し方ないので5000円だけ両替しました。それで1000バーツちょっとしか手元に来ないって、涙が出ちゃうよ、本当に。

タイ版乗り換え案内アプリ「 NAVITIME Transit 」が便利です。

今回のひとり旅は、以前よりもずっと路線が伸びた地下鉄とスカイトレインを駆使して移動しまくろう!と決めていたので、空港からホテルまでも早速電車を利用しました。そこで役に立ったのが「NAVITIME Transit」なるアプリです。

この手のアプリは他にもいろいろあるようですので、「こちらの方がより良いよ!」という情報があればむしろ今後のためにいただきたいです。とにもかくにも今回の旅は、このアプリに大いに助けられました。バンコクに到着してすぐ、宿泊先のホテルへ移動するにあたっても大活躍です。

こうして無事にホテルに到着。

お夜食はセブンイレブンと屋台で買ってきたフルーツ。ここで一日を終えてもよかったのですが、実は今回の旅、自分に課していたミッションがいくつかありまして、そのうちの一つが「毎日マッサージに行くこと」です。だいぶ遅い時間ではありましたが、そこはマッサージ天国のタイ。どのマッサージ店も余裕で開いているため、ホテルを出てすぐのところにあるマッサージ店へお邪魔してみました。

1時間300バーツ。日本円に換算すると現在はおよそ4倍。とはいえ1200円ですので、マッサージに関しては日本と比べると破格です。お願いしたのは足のマッサージなのですが、タイではもれなく、腕、肩、頭のマッサージもついてきます。こちらのお店では最後に温めたハーブボールを使った背中マッサージまで標準仕様でした。タイのマッサージ、素晴らしきことこの上なし!

こうして始まったノープランの10日間に渡るバンコク旅、今回は1日分を一気に記事にしてみましたが、やはり長くなっちゃいますね。2日目以降はさらに情報量が増えるため、おそらく1日分を2~3記事に分けて書くことになろうかと思います。自分的備忘録の旅の記録、しばしお付き合いいただけると嬉しいです。