ベトナムちまき「Bánh giò」とタイ料理で朝ごはん!

「新しい友達」と「新しい料理との出会い」が一度にやってきた!

吉祥寺にあるベトナム料理店「WICH PHO」でこちらのランチをいただいたその日、隣のテーブルで食事をしていたオネエサンが「これ美味しい!どうやって作るの?」「もち米じゃないんだ。」「一時間も練るの?」などと手が空いた店員さんを引き留めてはいろいろ話し込んでいました。

見ると、ランチメニューにはないものを食している様子。料理好きのワタクシ、もう気になって気になって…「何が美味しいんですか?」とたまらず話しかけてしまいました。

その美味しいものの正体はこちらの「Bánh giò」。お持ち帰り用として作っていたものを、そのオネエサン、お願いしてお店で食べさせてもらったのだとか。しかもフォーセットを完食した後で。素敵。

「もち米じゃなくて普通のお米の粉から作られているから、軽いわよ。麺を食べた後だったから1個しか食べられなかったけれど、そうじゃなかったら2個は余裕よ。」と。ますます素敵。

フィリピン出身だというそのオネエサンも料理好きだそうで、レストランで美味しい!と思ったものは作り方を聞いて自宅で再現してみるのだとか。その後はフィリピンの食の話、お互いの仕事の話などで盛り上がり、帰り際にはお互いのインスタアカウントをフォロー。また一緒にランチしよう!ということでお別れしました。

…と余談が長くなりましたが、そのFilipinaのオネエサンのおかげで知ることができたベトナムちまき「Bánh giò」。もちろん帰り際に買いました。

ベトナムちまき「Bánh giò」とタイ料理で泰越折衷の朝ごはん。

ということでこちら、本日のおうちモーニング。

バナナの葉で巻かれているこちらのちまきはラップごとレンチン。熱さと戦いながら包みを解いていくと…

つるりとした白く美しいちまきが姿を現しました。

割ってみると中にはウズラの卵、豚ひき肉、刻んだきくらげがたっぷり入っています。肝心の味は…というと素材そのまま。ほとんど味はついていません。

ということで食べるときにはチリソースや、こちらの特製ダレをつけていただきます。甘酸っぱいこちらのタレにはニンジン、大根のほかにベトナムハムも入っています。ほんのり辛味も効いていて美味しい!

本当は特製ダレもチリソースも上からバーッとかけるものなのかもしれませんが、とりあえず今回はこんな感じでいただいてみました。

食べてみるとお米の粒がそのまま残った中華粽とは別物です。米粉を練り上げて作ったという白い部分はお餅とも違うし、本当にこの料理で初めて出会った食感。しかもフィリピン人のオネエサンの言う通り、軽い!

すっかりこの料理に興味がわいて、作り方を調べていたところ、こちらの動画に出会いました。

そういえば、タイでも何某かの葉っぱで巻いた蒸し料理売ってたな。この前作ったタイ風栗おこわも、炒めた後でこうして葉っぱで巻いたものを蒸しても良いかも。となると、上の動画の最後の方に出てくる道具、欲しい。どこかに売ってないな。

ベトナムチマキに添えたのはタイ式の薄味に仕上げた豚肉団子と春雨のスープと

ペンシー先生のフュージョンタイ料理、海老とアボカドのヤム。フルーティー&クリーミーでしかもピリ辛。一度食べだすと口に運ぶ手が止まりません。

今日も楽しくて美味しい朝ごはん。幸せだわー。