ピッサヌロークでの残り6時間を全力で楽しむ【4日目①】

起き抜けにオックロン種のマンゴーを食す。

この2日前にバンコクの「ゴーパニット」で買ったオックロン種のマンゴーです。日本には輸入されておらず、この時期が美味しいという品種。

サイズはこの通り、ナムドクマイ種やマハチャノ種と比べるとだいぶ小さいです。

皮を剥いてみると、表面に水分が浮いてきます。このオックロン種のマンゴーはすっごくジューシーなのです。刺々しくないまろやかな甘みの中にほんのり酸味もあって、とても美味しかったです。

「カノクパン」でタイ人の優しさと美味しい中華系タイ料理に出会う。

マンゴーで胃袋を慣らしたところで、朝ごはんを食べにこちら「カノクパン」にやってきました。

お向かいにも中華系タイ料理(飲茶系)を食べられるお店があったのですが、明るくて入りやすそうな雰囲気に誘われて、こちらの「カノクパン」にやってきました。

店内のメニューを見ると、英語表記がない!自信を持って読めるのはイエンタフォーぐらい。もうこうなったら指差し注文しかない。ということで、麺コーナーへ足を運ぶと、お姉さんが親切に「どこから来たの?」とたどたどしいながらも英語で話しかけてくれました。

何を注文するか聞かれたので、「クイッティアオトムヤム」というと、さまざまな麺が並ぶエリアに連れていかれてどれが良いか選ばされ、

最後に乗せる具が並ぶコーナーに連れていかれて、「これいる?これ食べる?」とあれこれ器に放り込んでもらって、出来上がったのがこちらです。

タイの麺は軽いので、これだけだとあっという間におなかが空いちゃいます。ということで追加でカノムジープも注文。これは「カノムジープ」で通じました。

店頭には直径50センチぐらいの大きな蒸し器が置かれて、その鍋一杯にこのカノムジープが入っているのですが、これがあっという間に売れて行き、鍋が空になりそうになると、奥からまた運ばれてきて…の繰り返し。

ペットボトルの斜め左上に見えるお鍋にカノムジープが入ってます。ちなみに、この見た目からわかる方もいるとおもいますが、カノムジープは焼売のこと。日本の一般的な焼売と比べると白胡椒やニンニクが絶妙に効いていて美味しいのです。

地元で「ワットヤイ」と呼ばれる有名寺院からのカフェ。

朝ごはんを食べ終わる頃にはだいぶ日も高くなり、乾季と言えどその日差しの強さはかなりのもの。それでも風が吹けばそれなりに涼しく、道端を眺めながら歩く余裕はあります。

向かっているのはピッサヌロークで一番有名なお寺「ワット・プラシーラッタナーマハータート」、通称「ワットヤイ」です。お寺が近くなってきたので道端にはこの通り。

お供え物を売る屋台がずらりと並んでいます。

朝ごはんを食べたお店から歩くこと7分。お目当てのお寺に到着です。この時点でまだ朝の9時前なのですが…

参拝の人の数がすごい!

礼拝堂の中にもたくさんの人。さすが、上座部仏教の国。皆さん熱心です。

私も信仰心がないわけではないので、いつかタイのお寺で参拝を…と思うも、未だ実行に至っていません。これ、次回タイ旅のミッションだな。

ひとしきりお寺を満喫したところで、お次はカフェへ。この日は朝から割と暑くて、とにかく涼みたかったのです。

やってきたのは「ロンカフェ」なるお店。

そこはかとなく中華な雰囲気の門構え。

店内もとてもおしゃれ!

そして注文したドリンクが、こんな缶に入って運ばれてきます。

中にはちゃんと氷が入っています。この缶のおかげで飲み物がしっかり最後まで冷えていて、最高なのです。

おかげですっかり生き返りました!

ピッサヌロークの締めは「チョークアムヌアイ」

ホテルで荷物をピックアップして、ピッサヌロークの締めに!とやってきたのがこちらの「チョークアムヌアイ」なる麺屋さんです。

とにかく店内は常に満席で、しかもメニューもタイ語、店員さんもタイ語オンリーなのでなかなかハードル高めのお店。ですが、どうにか入店し、一番奥の席に案内してもらうことができました。

この最奥席がちょうど、ドリンク提供コーナーになっていて、お店のおじさんが「何か飲む?」的なことを私に話しかけてくれました。ここはその親切に乗っかり、コーラの空瓶を指さし、「アイスも!」と言ってみたところこの通り、飲み物がやってきました。

麺は「 เกี้ยมอี๋ (キーヨムイー)」を食べてみたくてどうにか発音。どうにかわかってもらえて待つこと10分。無事に เกี้ยมอี๋ が運ばれてきました!

これは麺というより、麺のおかゆ版ですね。口に入れるとあっという間に溶けていきます。麺よりも個人的にこちらのお店のスープが気に入りました。ごくごく飲みたくなる美味しさです。

ただ、一口目を食べた瞬間から懸念が一点。これ、すぐにおなか空くヤツ!でも追加で何かを注文するスキルも時間もなく、これはチェンマイで美味しい晩ごはんを山盛り食べよう!と心に決め、店を後にしました。