北タイを代表する料理の一つ「ゲーンハンレー」
こちら、実際にタイ北部にある町、チェンマイのレストランで食べた「ゲーンハンレー」ですが、このカレーは北タイを代表する料理の一つです。
このカレー、「ヒンレー」と呼ばれることもありますが、ルーツはミャンマーだそうです。そもそもミャンマー料理で「ヒン」はカレー味のお料理を指すとのこと。
そもそもタイのゲーン(カレー)は唐辛子がたっぷりと入ったペーストとココナッツミルクから作るものが主流ですが、その中にあって、このゲーンハンレーは日本人がよく知るあのカレーの香りがします。とはいえそこはタイ料理、実際に口にするとスパイシーさ以上に甘みと酸味が感じられ、やはりタイ料理だな…と感じるわけです。
ゲーンハンレーの材料
こちらがゲーンハンレーの材料です。主な具は皮つきの豚バラ肉。調べてみると北タイの家庭などではここにいろいろなお野菜を加えたりもするようですが、こちらが基本です。
特徴的なのはタマリンド液で酸味付けをすることと、ゲーンハンレー専用のミックススパイスを使うことでしょうか。
ゲーンハンレーの作り方
ゲーンハンレーの調理は肉の下ごしらえから始まります。ハンレーペーストやパイナップル、ナンプラーなどをしっかり揉みこんで数時間置くのです。これで肉に味が染みるのはもちろんのこと、煮込んだ際にホロホロ柔らかな仕上がりになります。
肉が良い感じに準備完了!となったら次は炒め&煮込み作業。まずは豚肉の塊を肉から水分が出てくるまでえ10分以上、じっくり炒めます。
次に残りの材料を加えて、蓋をして弱火でコトコト煮込むこと1時間半。
はい、激うまゲーンハンレー、完成しました!
ゲーンハンレーも習うべきタイ料理です。
この美味なるタイカレー、残念ながらタイでも北部に行かないと食べられないほどで、日本でも常時このカレーが食べられるタイ料理店はあまり見かけません。よって、このカレーを食べたければ習って自作してしまうのが最短ルートかと思います。
どちらの先生のゲーンハンレーも美味です!機会があればぜひぜひレッスンに参加してみてくださいませ。楽しい時間とおいしいタイ料理を保証いたします!