北タイの郷土料理「ゲーンケー」
แกงแคไก่ อาหารเหนือพื้นบ้าน ที่อัดแน่นไปด้วยคุณค่าทางอาหาร
ถ้าใครยังไม่เคยลองทำอาหารเหนือ อยากลองเข้าครัวทำอาหารเหนือบ้างจัดให้ค่ะ วันนี้ทีมงาน Amarin Cuisine มีเมนู แกงแคไก่ อาหารพื้นบ้านภาคเหนือมาให้ลองทำกัน
「ゲーンケー」は北タイの郷土料理です。タイ語で「ゲーン」はカレーや汁物を意味し、「ケー」はバイチャプルー(ハイゴショウの葉)を指すタイ北部の方言だそうです。
「ゲーンケー」のタイ語「แกงแคไก」で検索した画像を眺めてみると、とにかくこのゲーンが具沢山だということがわかります。
個人的に好きでよく眺めているこちらの本には「料理の味や具材などをどうすればよいか人々に聞くと何でもよいという答えが返ってくる」「ゲーンケーに入れるべき決まった食材はなく、ゲーンケー唯一のルールは家にあるものを集めて作られるべきだということだ」とあるので、日本でいうところの「冷蔵庫の残り物をいろいろ入れちゃった汁物」という感じのお料理なのでしょう。
ちなみに、このゲーンには必ずお肉が入るのですが、先に紹介した本では「炭火で焼いたカエル」で作っておりました。そんなもんあるかーい。ということで、今回はポピュラーな鶏肉で作ってみます。
今回のゲーンケーに入るお野菜セットリスト
実際のレシピを調べてみると、北タイで「ケー」と呼ばれるバイチャプルーはもちろんですが、「パックペット」という名の辛味のある葉野菜、チャオム(これまたタイ料理を良く知っている人にしかわからないであろう臭い葉)、パクチーファランに瓜の葉、カーの葉っぱ…などに加えて、ナスの類いやささげ、ジャックフルーツ、キノコ類などなど、とにかくたくさんの野菜が入る模様。
ですが、今回はそういったタイならではのお野菜を揃えることはせずに、夏の日本で手に入るお野菜をふんだんに入れて作ってみることにしました。あれもこれもと欲張ったら、用意すべき分量(グラム)の軽く1.5倍になってしまいました。さて、どうなることやら。
ゲーンケーのペーストはこんな材料でできています。
このカレーのペーストの材料はとてもシンプル。他のタイカレーペーストに入るようなスパイス類はほとんど入りません。ゲーンパーのペーストと材料的には近い感じです。
ただ一つ特徴的なのはマックエン(花山椒)が入ることでしょうか。レシピによってはほかにカーを入れたり、プラーラーを入れるレシピもありました。
ゲーンケーガイの作り方。
こちらが今回の「ゲーンンケーガイ」のオールキャストです。
ちなみに、こちらのレバーはどこのレシピにも書いておりませんでしたが、個人的に好きなため、入れるべき肉の量を減らし、その分をこのレバーに置き換えました。下処理をささっとすれば臭みもなく、美味しくいただけますよ。
ペーストを作り、材料を全て切ってしまえばここからはあっという間です!
①フライパンに油を敷き、ペーストを加えたらよく馴染ませてから火にかけ、
中火で2分程度炒めます。
②次に鶏肉を加えて、ペーストを肉全体にからませます。ドックニュウ(木綿の花)はこれが入った料理写真を見かけて途中で投入を決めました。
③水を加えて沸騰させます。
まだ野菜類を全然入れてないのに鍋がいっぱい…。これはまずい。
⑤次にキノコや野菜類を入れ、蓋をして5分ほど煮ます。
蓋、しまってないね。
⑥最後にナムプラーと少しの砂糖で味を調え、2分ほどさっと煮たらできあがり!
相変わらず少量を作るということができませぬ。今回も軽く6人前が完成しました。週の半分は一日二食、このゲーンケーガイをいただきますよ。
いろいろなお野菜やハーブ類が入ったゲーンケー、マックエンの爽やかな香りも加わって非常に軽いです。辛さもそれなりにあるのですが、体に良いものを摂取している感じがして、食べていてとても気持ちが良いお料理です!
お野菜なら何を入れても間違いなく美味しい「ゲーンケー」。これからは中途半端にお野菜があれこれ残ったら、このゲーンにしてしまおうと思います。