タイのイスラム式炊き込みごはん「カオモックガイ」
揚げたホムデンがたっぷり乗ったカオモックガイ。このお料理についてはLOBOのシーズニングミックスを使った簡単バージョンを、以前このブログで紹介したことがありました。
この度、ようやくそのカオモックガイの本格的な作り方を習うことができたわけですが、その美味しさたるや、お手軽バージョンとは次元が違いました。試作を重ねて完成にこぎ着けたというyukko先生、神です。今後カオモックガイを作る際には、今回教えていただいたレシピ一択で行こうと思います。
カオモックガイの作り方
いただいたレシピはA4サイズの用紙2枚に渡っていたのですが、工程はシンプル。2枚になった理由は加える調味料やスパイスの種類の多さにありました。その数なんと16種類!一瞬怯んでしまう数ですが、調味料&スパイスさえ揃えてしまえば8割は完成したも同然。スパイス類と鶏肉を炒めて、別のフライパンでお米を炒めたら、先の鶏肉と共に炊飯器に入れてスイッチオンするだけです。
炊き上がったところでプチトマトを炊飯器の中に投入し、ひと蒸らしすれば…
愛しのカオモックガイの完成であります。
副菜は季節の空豆を使ったナムプリック
タイ人大好きなナムプリック(ディップ)。このレッスンでは季節の空豆を使った先生の創作タイ料理を教えていただきました。
空豆の緑を生かすべく、加える唐辛子も緑色を使用。とっても色鮮やかに仕上がっています。その味わい、特に辛味もまた爽やかな感じ。干しエビのうま味もしっかり効いた春のナムプリックです。
スープは金針菜を使った中華系タイ料理「スップ・ドクマイ・チン」
「金針菜」、ご存じでしょうか。 ユリ科のホンカンゾウのつぼみを乾燥させたもので、 鉄分がほうれん草の20倍もあることから、薬膳の世界では貧血予防に用いられているようです。よって中華系のお料理に時々入っているのを見かけることがあります。
特別な風味があるわけではないので、肉や野菜の味を邪魔しません。そしてシャクシャクとした歯触りが大変心地よい。この金針菜、いろいろなお料理に使ってみたいと個人的に感じました。
スープは豚の骨付き肉から染み出たうま味の濃いこと!加える食材も調味料も非常にシンプルなだけに、ひと匙口に入れたときにそのうま味の強さに驚きました。
タイ料理教室「Pコース第6回」のレッスン
Aからスタートするdiidiiのコース、Pですから16番目ですよ。しかも各コース第6回まであり、各回3種類のお料理を習えるので、そのメニューの数たるや…。すごいわー。
Pコースのラスト、第6回のメニューは以下の3品でした。
- カオ・モック・ガイ(鶏肉のスパイス炊き込みご飯)
- スップ・ドクマイ・チン(金針菜とスペアリブのスープ)
- 空豆のナムプリック
豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。
最後におまけ。帰宅して即復習、なんて日もあります。この日もしかり。そうして翌日のお弁当もまたカオモックガイになりました。冷めても美味。