チェンマイはお買い物&美味しいものパラダイスな街でもあります。実際、チェンマイを旅すると決めた時、最初にしたことといえばほしいもののピックアップ(笑)。そのリストを手にまず向かったのは「チャンモイ通り」。ここには3軒だけではありますが、カゴの専門店があるのです。
今回ここで買い求めようと思っていたのは「カディップ」なる炊いたもち米を盛り付ける器。日本でも売っているお店はあるのですが、種類も少なく選ぶ余地なし。もち米を主食とする北タイ、チェンマイならいろいろあるだろうと期待して向かいました。
さて、お目当てのものはというと…ありました。やっぱり可愛いデザインのものがたくさん!これは迷います。今回は3つだけ買う、と決めていたので3軒を急いで見て回り品定め。
こちらは車を止める場所がなく、15分後にまたピックアップに来るから!とドライバーさんに言われ、少々慌てておりました。今こうして写真を見返すと、こんな可愛いのがあったじゃありませんか。これらも素敵だったな。ま、今年中に再訪する予定なので、心残りはそこで解消することにしましょう。ちなみに今回私が買ったのはこの子たちです。
チェンマイでは絶対行くべき!「ワロロット市場」
チェンマイには大小さまざまな市場がありますが、「ガート・ルアン」と呼ばれるこの場所には「ワロロット」「トンヤムライ」「ナラワット」といった市場が密集しています。まず向かったのは地元の特産品を扱うお店が多く並ぶ「ワロロット」。ここでは乾物や調味料を仕入れます。少しでも安いお店…と探し、お店の方が親切そうなこちらでお買い物することに決めました。
品物を選び終わると店員さんが紙に値段を書き写し、おもむろに計算を始めます。がしかし、ここで気は抜けません。150バーツのものを、180バーツと写し間違えるんですよね。それがうっかりだと信じたいのですが、ともかくそこは遠慮なく「違うよ!」と日本語で指摘。言葉は互いにわからずとも勢いで通じたらしく、ちゃんと直して計算してくれました(笑)。最後には傍にいたドライバーさんが「こんなに買ったんだから少しおまけしてよ」と交渉してくださり、30バーツほど合計金額から値引きしてくれました。ありがとう!
日本でもちょっと流行った青いお茶「バタフライピー」もこのサイズで50バーツです。これは小分けしてみなさんに配るつもり。ドライ龍眼はこのサイズで180バーツがたぶん一番安いかと。220バーツで売っているお店も多かったのでお買い得。ハンレー粉は1袋6バーツ。これは北タイ式のカレー、「ゲーン・ハンレー」を作る際に加えるスパイス(ガラムマサラ)です。そして乾麺は私のタイ料理の師匠であるyukko先生おすすめのものとは種類が違うのですが、お店のオネエサンが「これがおいしい」というので勢いに負けて買いました(笑)。
「トンラムヤイ市場」ではキッチンツールを探索。
「トンヤムライ市場」にも乾物等を取り扱うお店が多いのですが、市場南西の一角にキッチンツールを取り扱うお店が10軒ぐらい並んでいます。実は場外にあるお店もいくつか見て回ったのですが、ホーロー製品を含め、こちらのお店が一番安い上に店員さんが非常に素敵だったのでお買い物することに決めました。
これ全部で500バーツ(1750円)。日本だとたたき包丁だけでそれぐらいするのでやっぱり現地で買うとお買い得だなぁ…と思います。
セラドンを求めてサンカンペーンへ!
チェンマイの伝統工芸品の一つに「セラドン焼き」があります。旧市街にもセラドン焼きを扱うお店はあるのですが、せっかくチェンマイに来たので工房に行ってみたい!ということで、旧市街から東に車を走らせること30分。サンカンペーン地区に到着しました。
サイアムセラドンにも素敵なデザインの器が多数ありましたが、個人的に今回は「バーンセラドン」のものが欲しいと思っていたので、こちらは見学のみ。
バーンセラドンはサイアムセラドンよりオーソドックスなデザインの器が多いように思います。そして器に施された彫りが深く細かいのが特徴。こちらのショールーム&ショップは残念ながら撮影不可だったため写真がありません。よって、買ったもののみ紹介します。
会計時に梱包はどうするかと聞かれたのですが、日本に持ち帰ると伝えたところ非常に丁寧に1つ1つプチプチで包んでくださいました。タイはどこに行っても大体英語が通じますが、こちらの店員さんはおそらく英語が完璧なので、発想の手配はもちろん、細かい要望や探しているものなどあれば伝えてみると良いかと思いますよ。