日曜の朝は早起きしてJJマーケットへ行こう!【2日目①】

夏の旅では朝ごはんを食べるためにちらっと立ち寄り、ターおばさんのブースで辛いふりかけなどをゲットしたJJマーケット。今回はあさイチで行って、ゆっくり見て回ろう!と決めていました。7時ぐらいには店が開き始め、8時過ぎにはかなりの人出と聞いていたので、私はもちろん、7時を目指してホテルを出発です。

JJマーケットへのアクセス

「JingJai Farmer’s Market Chiang Mai」はターペー門からだと2キロちょっとの距離があります。大きな道路に面しているので、向かうならソンテウやグラブタクシーを使うのが良いかと思います。が。歩くの大好き!何よりたくさん食べる予定ゆえその前に体を動かしておきたい私は、ターペー門近くのホテルから歩いて向かいました。

日曜の朝、早い時間ということもあり、交通量はさほど多くありません。もちろん、すれ違う歩行者もほとんどなし。サクサク歩くことができました。そしてホテルを出て30分後の6時50分、目的地に到着です。

「ワスンタラ農園」のカオヤムが食べたい!

JJマーケットのゲートをくぐり、他には目もくれずにまず向かったのはオーガニックホール。というのもこちらに出店されている「ワスンタラ農園」の美しきカオヤムが食べたかったのです!

こちらのホールではオーガニックの新鮮野菜や穀物、コーヒーや蜂蜜などが並んでいます。

中にはこんなきれいなサラダも。がしかし。ワスンタラ農園さんのカオヤムはこんなもんじゃありません。

いました!ワスンタラ農園のおじさま。目出度く一番乗り!「カオヤムを一つください」というと、「これから作るから待っててね。」と言いながら、目の前で次々とそれはそれは美しい野菜やハーブ、そしてエディブルフラワーを盛り付けていきます。

ここまで来たとき、おじさんがこのピンクのバラの入った容器を差し出して「匂いかいでごらん。」と。顔をそっと近づけて息を吸うと得も言われぬ甘美な香りが!もうウットリです。その後も次々に色とりどりの食材を盛り続け、もう何種類になったか忘れてしまった頃に、お目当てのカオヤムが出来上がりました!

これ、フラワーアレンジメントではなく食べ物ですよ。これを見られただけでも一番乗りを目指し、ここまで歩いてきた甲斐がありました。

食べる時にはさらにココナッツフレークや唐辛子、オリジナルのソースをかけます。自分で作って食べるカオヤムとは別物です。口にすると野菜だとかご飯だとかいうよりも「香り」を食べている感じ。それはもう極上の癒しです。

野菜を食べたら次は肉!甕焼きガイヤーンに行ってみよう!

この大きな甕を見ただけでテンションがあがります。この甕の中に鶏肉を入れ、下から炭火で焼くのです。そんなの美味しいに決まってます。

一羽で130バーツとのことでしたが、私は半身で十分。それだと75バーツでちょっと割高。割高だけれど、日本人的な感覚からしてみれば安い!

全部食べきれる気がしなかったので、持ち帰りできるようホイルで包んでもらいました。これがまぁ皮パリッパリ、お肉はふんわりジューシーでウマい!それ以上に付いてきたオリジナルのタレが絶品!朝は半分だけいただき、残りはこの日の夜ごはんとなったのですが、これはぜひ出来立ての熱々を食べてください!私が購入した時間帯はまだお客さんもまばらでしたが、8時過ぎにはこのガイヤーンを買い求めるお客さんが列をなしていました。売り切れゴメン!とのことなので、こちらも食べたい方はお早めにどうぞ。

JJマーケットはお土産を買うのにもうってつけ。

チェンマイの街に行かれたことはお分かりかと思いますが、旧市街や市場で売られているものは値段に多少の差はあれ、並ぶ品物は同じようなものばかり。でもこのJJマーケットは違います。出店者の方手作りの雑貨や、こだわりをもって仕入れたものが並んでいるので、ここでしか買えないものが手に入りますよ。

食後のデザートもしっかりいただきましょう!

JJマーケットにはスイーツやドリンクもたくさんあります。私が立ち止まったのはタイの伝統的なお菓子だけを並べていたお店。どれも可愛くてしかも美味しそう!優柔不断なてんびん座代表のワタクシ。なかなか決めることができず店員さんに一番好きなお菓子を聞き、それを食べてみることにしました。すると「私はこれが好き。」とプリンを指さすお姉さん。

なんでもこちらのプリンはココナッツミルクプリンとタロイモプリンが二層になっているとのこと。「コーヒーと一緒に食べると美味しいですよ。」というので、続いてコーヒーもゲット。

ココナッツミルクの風味とタロイモならではの食感が相性バツグン。たしかにコーヒーとベストマッチ。甘みもほどよくあっという間に平らげました。

他にも気になるお店はたくさんあったのですが、残念ながら胃袋は一つ。このいろいろなナムプリックと彩り蒸し野菜を売るお店なんて特に気になったのですが、きっとまた来よう!と思い、JJマーケットを後にしました。

さすがに帰りはソンテウで。

JJマーケットを出たのはおそらく10時前だったかと思うのですが、その頃になるとゲートの前にソンテウがたくさん停まっていました。「ワロロット市場までのせて欲しい」というと、「10人集まったら出るからそれまで待ってて」とのこと。歩き疲れていた上に日差しも強くなってきたので、屋根のあるところで休めるならちょうどいいと即決。結局その10分後、お客さんが8人になったところで出発となりました。お値段30バーツ。

ワロロットをチラ見して、モン族市場で可愛い物探索。

年末&土曜日のワロロット市場。観光客で賑わっています。いつ来ても、何度立ち寄っても楽しい場所です。そのほど近くにあるモン族市場がこの日の目的地。早速向かってみると…

なんと。半分以上のお店が年末年始ということでお休み。これは残念。

それでもこうしてカラフルなモン族グッズをたくさん愛でることができましたよ。十分満足です。

甘いタイティーでエネルギー補給。

チェンマイもただ今「冬」だそうです。12月の中頃には10度を下回る日が3日ほど続いたとか。なれど私が滞在した期間は最低気温こそ17度前後でしたが、日中はゆうに30度を超えます。ちょこちょこ休憩を挟まないと生きていけません。

ということでここで立ち寄ったのがタイティーのお店。ソフトクリームやタピオカ入りのドリンク、フレーバーティーなど甘そう&美味しそうな冷たいものがいろいろあります。

が、ここはシンプルにタイティーで。予想どおりのしっかり甘いタイティー。おそらくカロリー爆弾であることは間違いないのですが、旅行中にそんなことを気にするのは野暮というもの。「甘い!」「うまい!」と、秒で飲み干しました。

(つづく)