タイ式春雨サラダ「ヤムウンセン」
春雨サラダと言えば、幼い頃から口にして馴染みがあるのは中華風。茹でたもやしに細切りにしたキュウリとハムなんかが入っていて、味付けは砂糖、しょうゆ、お酢をベースにごま油の風味が効いている、こんな感じでしょうか。
こうやって材料を書き出してみると、タイの春雨サラダ「ヤムウンセン」と似ていないこともないです。
- [日本の春雨サラダ]砂糖、醤油、酢
- [タイのヤムウンセン]ココナッツシュガー、ナムプラー、レモン汁
では違うところは何かというと、タイのヤムウンセンにはドレッシングに叩き潰したにんにくとプリッキーヌが入ること、そして塩味が醤油ではなく魚醤であるナムプラーを使うことで、料理にコクとの独特の風味が加わる点にあります。
それからたっぷり入った香味野菜!これが私はとにかく好き。なんですが、自作でないとそうたくさんのお野菜が入っていることはまずないので、このヤムウンセンもやっぱり自分で好きに作ってたっぷり食べたいタイ料理の一つです。
私的ヤムウンセンの材料
まず右上のステンレスボウルに用意したのがヤムウンセンドレッシング。前述したように、石臼で叩いたニンニクと唐辛子、そこにココナッツシュガーとナムプラー、そして酸味として今回はライム汁が入っています。
こちらが今回用意した具材。
- 豚ひき肉
- 海老
- 黒きくらげ
この3点は湯通し済み。お野菜としては
- セロリ
- パクチー
- 万能ねぎ
- ニンジン
- ミョウガ(本当は「ホムデン」か「赤玉ねぎ」)
こんな感じで用意しました。これも定番の具材はあっても、絶対これでなきゃ!ってことはないので、好みの具材を足しても苦手なものは引いても良いと思います。ただ個人的にセロリは絶対入れたいですね。それから夏になると私がよく入れるミョウガ。これタイ人はやらないと思いますが、合いますよ、とても。お好きな方はぜひお試しください。recommended♪
あ、それからさらにコクと風味をアップさせたいなら桜エビもぜひご準備を。
ヤムウンセンの作り方…も何も、和えるだけです。すみません。
まずはメイン食材の春雨ですが、私の好きなパインツリーの袋を見るとその裏に、「7分水につけて3分茹でる」とあります。見るレシピによってそのあたり、様々だと思いますが、細かいことは気にせずに。美味しく火が通れば良し。
そのままだと長すぎるので、「7分水につけて」おいた最後に三等分ぐらいにしましょう。まな板に出すのが面倒なので、私はこうしてボウルの中でキッチンバサミで切っちゃいます。その後、海老や豚肉を湯通ししたのと同じお湯で3分茹で、お湯を切っておきましょう。
あ、そうそう肝心なことを書き忘れていました。今回使ったのは下のパインツリーの春雨、小袋1つ(40g)です。
春雨はこれ一択。
ここからはもういつものヤムの作り方。
- 調味料を混ぜておいたボウルに茹でた豚ひき肉と海老を入れ和える。
- 茹でたての温かい春雨を1のボウルに投入し混ぜまぜ。
- 桜エビをここで加えるとヤムウンセンの風味がさらにアップします。
- 野菜類を全て加えて完成。
さ、食べましょ、食べましょ、ヤムウンセン定食。
はい、この通り!美しく、しかも美味しいヤムウンセンが完成いたしました。
ヤムウンセンをメインに、副菜としてカオマンガイとプラーヌンマナオも準備しました。
ヤムウンセンは出来立てのほんのり温かいうちに食べるのが美味しい。ぜひ皆さんもぬるいのが旨い!ヤムウンセンをお楽しみくださいませ。