チェンマイで象さん&虎さんに遊んでもらいました。【8日目①】

まずはいつもの食堂で朝ごはん。

この旅3度目となるローカル食堂で朝ごはん。なれど、もはやこの時点で気がそぞろ。

何度も見かけた黒猫ちゃん。ようやくカメラ目線いただきました。

というのもこの日は、「エレファントキャンプ」「タイガーキングダム」「ドイステープ」と、前回の旅で行き損ねた場所を巡ることになっていたから。この日は丸一日、ドライバーさんをお願いして、チェンマイの観光名所を一気に回りました。

市街地から一番近い「メーサーエレファントキャンプ」で象さんとご対面。

まずやってきたのは「メーサーエレファントキャンプ」。もっと遠くに行くと、大自然の中で暮らすように飼われている象達と触れ合えるところもあるのですが、今回は市街地から一番近いこちらをドライバーさんが選んでくれていました。

それでもなんと、77頭もの象がいるそうです。

入ってすぐに象の水浴びシーンに出くわし、この時点で既に大興奮。「上に行けばもっといますから、行きましょう!」とドライバーさんに声を掛けられ、ようやく我に返る始末。

まずは10時スタートのショーの見学から。こちらもドライバーさんが一番良い席を教えてくれて、ゾウさんが絵をかいたり、サッカーをしたりする様子を観ました。

ショーを楽しんだ後は象乗り体験。50歳のおじさま象が担当。

途中、おもむろに食事を始めようとする象さん。象使いの方が引き戻そうとしますが、なかなか言うことを聞きません(笑)。

餌を鼻で抱え込んだまま歩く。可愛い。

別れ際、象さんの鼻とハイタッチ。私の手がどうなったかなんて、説明するに及ばず。ゆったりと歩く象の背中は乗り心地が良いイメージがあったのですが、想像以上に揺れます。あと10分乗っていたら、間違いなく象酔いしてました。。。

象に乗らずとも、園内をこうして移動している象がたくさんいるので、本当に至近距離で象を見ることができます。

そして最後は赤ちゃん象のエリアへ。

子どもが純真無垢で人懐っこいのは象も同じ。象使いさんに撫でるようせがんで、撫でられると目をつぶる子、可愛かったな。象のショーを見て象乗り体験30分で1200バーツ。なかなかのお値段ですが、象は1日に200キロもの餌を食べるとのこと。その飼育やタイに生きる象のための環境保護にお金が使われているとのことなので、それを思えば決して高くはないですよね。

猫大好き!同じネコ科でも虎はリアルに怖かった…「タイガーキングダム」

続いてやってきたのは「タイガーキングダム」。ある意味猫好きの聖地です。

たくさんの虎が飼育されていて、この子たちと一緒に写真を取ることができます。1回15分。

1回15分で799バーツか…一瞬悩み、虎が飼育されている場所まで行ってみることに。

…やっぱり金網越しじゃ面白くもなんともない!と受付に引き返し、「BIG Tiger」との撮影チケットを買いました。そして、いよいよ虎さんとのご対面。

私が入った檻の中には2頭の虎がいたのですが、1頭はこの通り、お昼寝中。その寝姿やしぐさはもう完全に猫です。可愛い!

そして私が一緒に写真を撮るのはこの子です。

ね…猫じゃない。猫はこんな目が座ってませんよ。写真で見るとそう大きくないように見えますが、実際はかなりのサイズ。「前から行くのはだめですよ。近づくのも触るのも後ろから。」と言われて、ただひたすら飼育員さんの指示にしたがうのみ。

「右手はこう!左手は虎に触れて!」と言われるがままにポーズをとる私。そして恐る恐る触っていると、ものすごい勢いで振り返られる、という。最後には虎のお尻を枕にして寝た(寝させられたが正解)のですが、しっぽが恐ろしいぐらいに力強くてびっくり。そのパワーたるや、人間の腕以上です。

そして最後は赤ちゃん虎のところへ。ガラス張りの飼育室の中にいました。可愛い!これならちょっと大きな猫って感じで、存分に可愛がることができただろうに。でも、虎に触るだなんて、なかなかできないことですからね。いい体験でした。そしてこの日分かったこと。ネコ科はたいがい好きだと思っていましたが、私の好きなのは猫です。

(つづく)