タイ王国魅惑の軽食「カリーパフ」を習う。

タイ式揚げパイ「カリーパフ」

タイはもちろん、マレーシアやシンガポール、ミャンマーにインドネシアなどでも食されているという「カリーパフ」。私はmay先生がレッスンをしてくださることになり、初めて知った食べ物です。貝の模様のような細やかな層が美しいパイ生地がなんとも魅惑的です。

中の具は惣菜系のものからスイーツ系まで多種多様だそう。ということで、このレッスンでは惣菜系2種、スイーツ系2種の具を準備して包みました。贅沢!

空気をはらんだサクサクのパイ生地を作ろう!

このパイ生地、実際に作ってみてその材料のシンプルさに驚きました。ポイントは数種類加える材料が違う生地を2種用意すること。

これをうまいこと伸ばして丸めて切って…とすると、美しいパイ生地ができあがるのです。

そして包み方にもポイントが。それはこの閉じ口の処理。ここをネジネジしながら美しい縄状に仕上げます。

この縄状、ただ見た目が良いだけではなく、揚げるとカリカリの食感となり、このパイを食した際、口の中が非常に楽しいことになります。この食感、大事。

スイーツ系のフィリングは糖質と脂質がコラボしたカロリー爆弾だけれど、知らなかったら美味しく食べられるから、知らぬが仏な件。

長い小見出しになっちゃいましたが、それが全てです。美味しいんです、このフィリング。この写真はタロイモ餡。蒸してマッシュしたタロイモとたっぷりのグラニュー糖、そしてたっぷりの油が入っております。

全体をよく混ぜ合わせたら、火にかけて艶が出るまで練り上げていきます。

この時点ですでに美味しく、なんだったらそのまま食べても良い餡。

こちらはカリーパフの具としては大定番だという鶏肉とジャガイモの餡。これがまた美味しく、そのままごはんのおともにしてもいけます。間違いない。

カリーパフの美しい層を引き出し、からりと揚げるには。

カリーパフの層を引き出すには高温厳禁。やや低めの温度の油にいれ、層が開き始めたら火を強めて油の温度を上げるんですって。

この層の感じ、この感じになったら火を強める。ここ、大事。ということでカリーパフは10分ぐらいかけて、じっくり揚げましょう。

餡が余ったらもち米と一緒にどうぞ。

レッスンの合間にいただいた軽食。多めに作って余った餡ともち米。危険、危険!と思いつつ、一度食べ出したら止まらず、秒で完食しました。

今回もまたまた良きレッスンでした。やっぱり粉物は楽しい。そしてタイ料理はバリエーション豊富すぎ&奥が深すぎる!