タイ料理教室「SILOM」で目から鱗が落ちました。【6日目③】

バンコクは海外からの観光客や駐在の方も多いためか、英語がOKの外国人向け料理教室というのが多数あります。その中で参加した方からの評価が高かった「Silom Thai Cooking School」に行ってみることにしました。

シーロムタイ料理教室はこんなところ。

このビル一棟が丸ごとお料理教室です。

実際にお邪魔してみるととってもきれいで、おしゃれ。しかも規模が大きい!1階は受付・案内になっていて、2階から5階にそれぞれ教室が1つずつ、各教室は12名まで入ることができるようです。この日も複数クラスが開催されていました。

インテリアが素敵すぎる!

外観はもちろん、インテリアもすごく素敵で、見ているだけでテンションがあがります。

こんな可愛い琺瑯のお皿、どこに売ってるの!?

旅行のイベントの一つとして、料理が得意ではない人やパートナーに付き合って参加はしてみたけれど…という方、子どもやご高齢の方など様々参加されることを想定し、レッスンの半分以上はここで先生の説明を聞きつつ作業をします。しかも座って!でも全員が主体的に参加できるよう調理は一人ずつ。なるほど。よく考えられています。

丸いトレーに調味料と食材が用意されています。

そしてこちらも一品ごとに作っては試食するスタイル。その間に次の料理の準備や使った調理器具の片づけをアシスタントの方がやってくださるので、かなり楽。作ることと食べることだけを楽しむことができます。

1レッスン6品の充実ぶり!

こちらの教室では曜日ごとにメニューが決まっていて、初めて参加の方を対象にしたメニューAと、リピーターの方向けのメニューBとがあります。ただどのクラスに振り分けられるかはそのメニューではなく、出身国で決めているようです。この日のレッスンは6人で、私以外は全て韓国の方でした。ちなみに、水曜日のメニューAは以下の通り。

  1. パッタイ
  2. 青マンゴーサラダ
  3. トムヤムクン
  4. マッサマンカレーペースト
  5. マッサマンカレー
  6. マンゴースティッキーライス(デザート)

どれも好きなものばかり。楽しみです。

こちらでもココナッツミルクは生搾り。

生搾りのココナッツミルク、タイならでは、だなぁ。

こちらでもやっぱりココナッツミルクは生搾り。削ったココナッツにお湯を注ぎ、よく揉み込んだらボウルの上にざるを置き、その上でギュッと絞ります。絞ったココナッツはまた別のボウルに戻し、さらにお湯を注いで揉んで搾り…と同じ作業を2度繰り返します。それだけ。簡単なんだなぁ。そして美味しい!

まずはタイ料理ならではの食材の説明。

タイでは茄子の種類が豊富。

タイ料理の食材や調味料について、まずは先生が丁寧に説明してくださいます。タイのハーブ類もこうして

各教室に置いてあり、見てわかる工夫がされています。

「鍋にすべての材料を入れてから火にかける」という驚愕のレシピ!

これからトムヤムクンを作るところ。

そして何よりも驚いたのがそれぞれの料理の作り方。炒めるにしても煮るにしてもこちらの教室では「すべての材料を入れてから火にかける」が基本。海老やココナッツミルクなど限られた食材だけは後から加えますが、それでも非常に簡単です。きっと料理は簡単な方がいい!という人の方が絶対的に多いですよね。誰にとっても分かりやすく、自宅での再現のしやすさを考えての工夫なんだろうな。

そして、こうして簡単に作ったにも関わらず美味しい!というのがまた驚き。本当にこれは目から鱗でした。

全6品、一気にご紹介!

それではこれより、この日作った料理をご紹介します。本当にどれも美味しかった!

トムヤムの材料。椅子に座って先生に教わりながらカット。
野菜と調味料、水を入れて火にかけ…
トマトが柔らかくなったところで海老を加えます。さっと煮込めば…
1品目、トムヤムクンの完成。
2品目はパッタイ。
これまた鍋に全部の材料を放り込み炒めるだけ。
美味しいパッタイが簡単にできました。
次は青マンゴーのサラダですが、これは参加者のお一人が代表してタムタム。
それを盛り付ければ
秒でできあがるという話。
これらの材料を皆で手分けしてクロックで潰してカレーペースト作り。4品目。
5品目。カレーだって「オールinワンフライパン」です。
ココナッツミルクだけは少し炒めた後に加えました。あとはもう煮込むだけ。
ここまで水気が無くなり、とろみがついたらOK!
5品目のマッサマンカレーです。美味しい。でもお腹いっぱい。
デザートは調理過程を時折見せていただきつつ、先生が作ってくださいました。

ホームページで6品作るとあったけれど、こういう流れなら2時間半でできるんだな。レッスンは全て英語でしたが難しさは一切なし。先生の手元を見て、その通りに進めていけばきっとどなたでも楽しく美味しいタイ料理が作れます。

Silom Thai Cooking School

http://www.bangkokthaicooking.com/2018/main/index.php

申し込みフォームだけは英語で書きこまなければならないため、英語ができない方もそこはどなたかに手伝っていただき、クリアしてください。年齢・性別・調理経験問わず、皆さんにおすすめしたいタイ料理教室でした。

レッスン終了後に英語版レシピブックのプレゼントもあり。