豚挽肉と春雨を詰めたゴーヤのスープ
ゴーヤのあの苦み、味蕾の開発が十分でないまま大人になってしまった私はあまり得意ではありません…どころかちょいと苦手なレベル。ですが、最近はその苦みが控えめなゴーヤが日本でも手に入るようになってきました。ということで満を持してご紹介するのがこちらのスープ、「ゲーンチューマラ」です。
日本語に直訳するとゴーヤのあっさりスープ、といったところでしょうか。入っている具材や調理法まで含めて
- ゲーンチューマラヤッサイ(ゴーヤの詰め物スープ)
- ゲーンチューマラヤッサイムーサップウンセン(豚挽肉と春雨を詰めたゴーヤのスープ)
と表現することもあります。
แกงจืดมะระยัดไส้(วิธีทำมะระไม่ให้ขม) by ครัวตุ๊กตา – Pantip
สวัสดีค่ะ ไม่รู้ที่เมืองไทยจะคลายร้อนกันบ้างรึยังนะคะ แต่ที่อเมริกาเริ่มอากาศเย็นแล้วค่ะ คราวนี้ก็หาอะไรร้อน ๆ ซด คล่องคอกันดีกว่านะคะ วันนี้ ชวนมาทำมะระยัดไส้
こちらは「 ゲーンチューマラヤッサイ」で紹介していますね。
上の動画は「ゲーンチュー:マラヤッサイムーサップウンセン」と紹介しています。
ゴーヤのわたを取るのにステンレスレンゲがこの上なく便利な件。
このスープを作るにあたって、ゴーヤのわたをくりぬく必要があるわけですが、その際に大活躍するのが一番小さいサイズのステンレスレンゲです。タイの有名ステンレスメーカー、ゼブラ製。しかも使うのは主に持ち手の部分。
ステンレスレンゲならどのサイズでも良いかというと、さにあらず。今回なんとなく大きいレンゲを使ってみたらやりにくくて、途中でこの小さいレンゲに持ち替えました。
ゲーンチューマラの材料と作り方。
このゴーヤのスープの材料はとてもシンプル。調味料も使うのはたったの3種類。お肉を練る際に加えるシーズニングソースと、スープの味付けにナムプラーとシーユーカオを使うだけ。ちなみに、上の写真で真っ白に飛んでしまっているのは春雨です。
まずは叩いた豚肉と水につけて柔らかくしてから1センチ程度に切った春雨、刻んだキクラゲ、「3人の親友ペースト」、そしてシーズニングソースをボウルにいれてよく混ぜます。
肉ダネをわたをくりぬいたゴーヤに詰め、
鶏ガラスープを沸かして煮込むだけ。
ただ、これを日本のゴーヤで作ると笑っちゃうぐらい苦くなる可能性が大です。ゴーヤそものもはもちろんのこと、その苦みが溶け出したスープは「この苦いスープを飲めば、どんな病も治るのですね!もし治らなかったらどう責任をとってくださるのですか!」と神様に直訴したくなるレベル。それを避けたければゴーヤのみを15分ほど茹でて(もちろん、その茹でた湯は捨てますよ。)から使う、という手があるのですが、そうすると恐らく肉詰めにするのは不可能で…。
ということで結論。このスープを美味しく作りたければ、苦み控えめなゴーヤを何としても入手してくださいませ。