「バンコク3大寺院+ワットパクナム」ツアー【6日目①】

渋滞が激しい上に移動手段の確保が難しいこともあるという寺院巡りは某社が企画する半日ツアーを利用しました。ワットパクナムに入場できる8時に合わせて、7時10分に宿泊先でピックアップ。バンコク市内の有名寺院を巡る旅、スタートです。

豪華絢爛な天井画が見どころ!「ワット・パクナム」

これで80メートルあるそう。こちらの5階が人気らしい。

高さ80メートルあるという大仏塔。こちらの5階にあるエメラルド色をしたガラス製の仏塔と天井に描かれた仏伝図が人気で最近外国人観光客が増えているそう。もっとも旅行会社がそのようなツアーを組んでいるからですが。こちらのかなり広い敷地内には、僧侶や尼僧の寄宿舎がいくつも立ち並んでいます。こちらにやってくる人のお目当ては5階にエメラルド色の仏塔と天井の仏伝図。同じ階のテラスからはバンコクの高層ビル群を眺めることもできます。絶景!

壁に描かれた天女の図も本当にきれい!
5階テラスからの眺め。
この写真、何の加工もしていないんですよ。本当に素敵な天井画!

色とりどりの仏塔が美しい「ワット・アルン」

近くで見ると細やかな細工が施され、ただの白ではない仏塔。

「暁」という意味の「アルン」を名に冠する寺院。色とりどりの、5基の仏塔が見どころ。一番大きな仏塔の高さは75メートルあるそう。他のタイ仏教寺院とは趣が異なりますが、ヒンドゥー教の聖地をイメージして造られたものだから、なんですって。日本人には三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台としても有名らしいです。(今度読んでみよう)

昔はこの階段の上まで登れたんだそう。
仏塔にはこのように陶器で装飾がほどこされています。すごい!

チャオプラヤー川を小舟で渡る体験

すぐ着くんですけどね。良き経験です。

ワット・アルンからワット・ポーへは、チャオプラヤー川を舟を使って渡り移動します。途中振り返って船の上から見るワット・アルンもまた素敵です。

この景色がなかなかのもの。

寝釈迦仏の姿が圧巻!「ワット・ポー」

全長49メートル。見る角度によっては目が合ったような気になります。

バンコク最古のこちらのお寺、正式名称は「ワット・プラ・チェートゥ・ポン・ラーチャ・ワ・ララーム」というのだそうです。大きな寝釈迦仏はまわりをぐるりと1周して見学。足の裏に施された螺鈿細工の模様も見事です。

足の裏には螺鈿細工で模様が。繊細!きれい!

バンコク観光でははずせない!「ワット・プラケオ」

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「王宮」もしくは「グランドパレス」とも呼ばれる「ワット・プラケオ」。現在は迎賓館として使われているという王宮だった建物も敷地内にあり、その規模も美しさも、そして観光客の多さもセキュリティーの厳しさも文句なしのナンバー1です。

アユタヤにあるものを模して造られたらしい黄金の仏塔。
なぜかアンコールワットの模型が。
本尊のエメラルドブッタは建物の外からのみ撮影可能。ものすごい数のひとでした。
本堂の外側を彩る美しい装飾。

行き帰りの渋滞もすごければ、観光客の数も尋常じゃなかったバンコク寺院巡り。今回はおよそ4時間半での半日ツアーでしたが、日本語ガイドとドライバー、そして各寺院への入場料込みで2100バーツでした。ワット・ポーは100バーツ、ワット・プラケオは500バーツ入場料がかかります。いちいち移動手段を確保したり、道を気にしたりする手間暇と心労が省けると思えば、ひとり旅にはお勧めのツアーです。