美味なる麺とマッサージを求めてプロムポンへ!【2日目②】

その前に、チットロムで途中下車し、セントラルワールドへ行こう。

セントラルワールドはバンコクの街の中心にある500店以上のショップを有する大型ショッピングモール。

BTSチットロム駅からスカイウォークで直結していて、アクセスも便利…と言いつつかなり歩きます。実は位置的にはお隣のサイアム駅のチットロム駅のちょうど中間あたり。ですが、歩きやすいスカイウォークを使っていけるというのは、歩道の状態が良いとは言えないバンコクにあって、非常にありがたい。

特に何が目的で…というわけではなかったのですが、まずは大好きなキッチンツール売り場と食料品売り場から回ってみることにしました。

①キッチン用品売り場

キッチン用品売り場ではその国の食文化の一端が見えて面白いな…といつも思います。こちらはタイではよく見かけるオレンジ絞り器。広く出回っているものはアルミ製ですが、こちらはちょっと高級な感じ。お値段も500バーツ弱します。一瞬ほしいなぁ…と思いましたが、「自分の暮らしの中のどこに、今までオレンジを絞る機会があった?」と冷静に突っ込み、購入を思いとどまりました。

あとはこちら、ドイツの有名ナイフメーカー、ツヴィリングのキッチンツール。シリコン製のウォックターナーは日本でも見たことがありますが、オールステンレスのものはタイならではかも。

このターナー、シリコン製のものをお使いの方も多いと思いますが、タイのアルミフライパンでそのシリコンターナーを使うと一瞬で溶けます。それはもう笑うしかないレベルで。それだけ高温になるということなのですが。よってタイのアルミフライパン調理において、ターナーは金属製でなければならないのであります。ちなみに、タイの有名キッチンツールメーカー、ゼブラのものは同じようなロングタイプのフライ返しは100バーツほどですが、こちらは…

えー!!!!いくら何でも高すぎる!日本でもツヴィリングのオールステンレスツールは3000円程度。それが1800バーツって。恐ろしくて4掛けとかしたくない。

他にもいろいろな道具がありますが、ハサミやナイフだけではなく、他のこまごまとした道具のまぁ日本製品の多いこと。そうだよね。使いやすいしクオリティ高いもんね、日本製。

②食料品売り場

いつでもスーパーで青マンゴーが買えるって、羨ましいったらありゃしない。上のものは1キロ79バーツ。なのでおそらく、この青マンゴーは3から4個買って320円ぐらい。日本なんてその値段じゃ1個も買えないよ。

マンゴスチンにロンガンにドラゴンフルーツ。

こちら、タイの和え物「ヤムソムオー」に欠かせないソムオー様。右が実の色が白で、左が赤。赤の方がだいぶ高いね。

こちらは少量パックの有機野菜コーナー。いずれも高いとはいえ安い。

ホムデンの皮をむくのが億劫なそこのあなた、うってつけのものを見つけましたよ。これで30バーツ(120円)だったら買いますでしょ?

私がザルごと持ち帰りたかったコーナー。小さくて見えにくいのですが、一番左に写っているのはドーク・カジョン(夜来香)。日本では花を食べる文化というと、せいぜい菊ぐらいのものでしょうか。タイではこちらを野菜と同じように炒め物に加えたりするようです。ビタミンやカルシウムが豊富なんだとか。

チャオムも新鮮そのもの。

やはり駐在の方が多いのか、日本の商品だけを並べた棚もあります。

ミヤンカムのセット!これ、アジアスーパーストアで作ってくれないかな。

③飲食店エリア

セントラルワールドの7階には多くの飲食店も入っています。本格的な日本食のお店、スイーツのお店、中華のお店や各種ファストフード店の他、大規模なフードコートもあり食を楽しむのにももってこいです。

とはいえこの時の私はまだ朝の中華でおなかがいっぱい。休憩がてらこちらのジューススタンドに立ち寄りました。この「BOOST」なるお店はオーストラリア発のようですが、タイのいろいろなところにあり、旅行中に何度もお世話になりました。

体が潤ったところで活動再開。

ちょっと歩き出したところで、「CHADA」というタイスイーツのお店を見つけました。

このかわいらしさで1個15バーツほど。

ルークチュップもあります。

ものは試しに!とショーケースの中の色とりどりのお菓子を6個ほど買ってみました。それぞれ多少の違いはありますが、全体的にしっとりしていて噛むとムチムチとした食感。ほのかな甘みと何かしらの香りが鼻に抜けます。ジャスミンエッセンスか何かが入っているのかな。

「Rung Rueang Pork Noodle」で美味しい麵料理を食べよう!

もう夕刻になろうかという頃、スカイトレインに乗ってプロムポンまでやってきました。目的は麺とマッサージ!本来であればマッサージの方が先なんでしょうけれど、夕飯時まで待ってお店が混んだらいやだな…と思い、先にヌードルショップに行きました。

実はこちらのお店、この写真の手前にも同じようなお店があって、そちらが本店のようです。

店先に立っていると奥へと案内され、二人掛けのテーブルに座りました。

メニューを見ながら①味付けと汁ありかなしか、②トッピング、③麺の種類と量を決めます。

裏はおつまみとドリンクメニュー。私はあの素朴な甘さのロンガンティーにしました。ティーとは言っても、ドライロンガンの実に砂糖を加えて煮だしたシロップを割ったもの。

早速ロンガンティー到着。これはおいしそう!

1分と経たないうちに麺もやってきました。

叩いた豚肉とルークチンをトッピングしたトムヤムバミーヘンです。これがまぁ美味しい。このちょっと縮れた感じの細いあっさりとした中華麺(バミー)がまた良い感じなのです。

夢中で食べているうちに、あっという間に器が空になってしまいました。後にマッサージさえ控えていなければ、もう一杯食べていたかも。

締めのマッサージは日本語OK、技術も本格的な優良店。

この日の締めくくりもやっぱりマッサージ。メニューはせっかくなのでタイ式マッサージにしてみました。マッサージといいながら、されるがままの日本のものとはことなり、結構アクティブな感じで、終わった後に「あーよく体を動かしたなー」的な感覚になります。

このマッサージについては、最後にまとめて書こう!と思っているので詳細は割愛いたします。

お夜食はまたまたセブンのホットサンド。

タイのセブンイレブンといえば、ホットサンド!というイメージを勝手に持っています。三年前のチェンマイ旅でもお世話になりましたが、今回もついつい買ってしまいました。中身はせっかくなのでタイっぽいものを選びました。それがこちら。肉でんぶとサラダクリームのサンド。

台湾では 肉鬆(ローソン)と呼ばれる肉でんぶですが、タイ語ではหมูหยอง(ムーヨーン)と言います。

それをしっかり焼いてくれる店員さん。ありがとうございます。

一緒にコーヒーと牛乳も買って…

はい。まるで朝食のようなお夜食の準備が整いました!

あちこち歩き回るのが楽しくて、ご飯もそっちのけでうろついているうちに、気づけばまともな食事は1日を通して2度、歩数は2万歩を超えていました。でも一日の終わりのマッサージのおかげで体に疲労感は全くありません。タイマッサージ、やっぱり最高です。