魚を発酵させた恐ろしくニオウ、タイの調味料「プラーラー」
この回のテーマは「プラーラー」。 魚を発酵させた恐ろしくニオウ食材を使い、 オリジナルソースを作ってそれを3品の料理に仕上げましょう!というクラスです。
これが調理前はびっくりするぐらいのニオイなのに、 調理後はまぁ美味しいお料理へと変身するのには驚きました。
スペシャルプラーラーソースができるまで。
こちら、瓶から出したてのプラーラー。これをまずしっかり洗うところから調理開始。
このプラーラーを美味しいソースに仕上げるうえで、タイの香味野菜やハーブの力は欠かせません。
これらとともに、先のプラーラーを鍋に入れ、フツフツと煮込むことおよそ1時間。
小骨が多いプラーラー、こうして最後にしっかり濾せばスペシャルプラーラーソースの完成です。
プラーラーの風味が肝、イサーンスタイルのソムタムを作る。
プラーラーを使った一品目はイサーンスタイルのソムタム。
まずはメイン食材の青パパイヤをピーラーは使わず包丁でささがきにします。
その後、他の食材も準備して、先のパパイヤと和えます。
このイサーンスタイルのソムタムにはカノムチンがマスト。
これらを全部一皿に盛り付ければ…
イサーンスタイルの「おぼんソムタム」完成です。
プラーラーのココナッツミルク煮
お次はスペシャルプラーラーソースをたっぷり使った、魚の煮込み料理です。
鍋にココナッツミルクの薄い部分とプラーラーソース、タマリンドウォーターを入れて煮立たせたら、魚や野菜、タイハーブ各種を加えて火を通すだけ。プラーラーソースさえあれば割と簡単。
最後にココナッツミルクの濃い部分を加えて仕上げ。
プラーラーの香りがたまらない一皿の完成です。
たっぷりの生野菜も一緒にいただくとなお美味!これは近々作らなきゃ。こうしてブログを書いていると「こんなタイ料理習ったな」ということを思い出せるのが良い。
豚肉もプラーラー味にして揚げちゃうよ。
おしまいは「豚肉のプラーラー揚げ」。これまたプラーラーソースさえあれば手軽に作ることができます。
プラーラーソースと石臼で潰した「三人の親友(白胡椒、パクチーの根、ニンニク)」を豚肉にしっかりともみ込み、あとはてんぷら粉をつけて揚げるだけ。
これがまた旨い!酒の肴にもお弁当のおかずにもぴったりなタイ料理。これは、先の煮込みと合わせてプラーラー祭り開催決定。
次のお休みは家じゅうがプラーラーの香りに包まれること間違いなしです。