北タイのハーブソーセージ「サイウア」
昨年のタイ旅行で食べ、その美味しさにすっかり魅了されたサイウア。帰国早々自作もしました。今回習ったのはyukko先生レシピのサイウア。現地チェンマイで食べるよりも美味しいとのウワサ。申し込んだ時から楽しみにしていたレッスンです。
まずは参加者の皆さんでペースト作り。固く水気の少ない食材から順に、石臼で滑らかなペースト状になるまでひたすら叩いていきます。これが一人だったらかなり根気のいる作業です。が、レッスンの良いところは皆さんと力を合わせて楽しくそれができること。この日も気づけば難なく完成していました。
ペーストが完成したら、次は包丁で叩きまくった豚肉に混ぜ込みます。
最後にたっぷりのハーブも加えて完成した肉だね。残す作業は腸詰めのみ。なんとこのレッスンでは、ペットボトルの注ぎ口を使った方法を教えていただきました。これがびっくりするほど簡単で、しかもきれいに詰めることができてもう目から鱗。
この通り、美しい腸詰めが完成しました!
あとはこれをしばし蒸し、仕上げにグリルでこんがりと焼けばできあがり。
たっぷりのお野菜と一緒にいただく、香り高いサイウア、最高です!これはお正月休みにじっくり復習しようと思います。
素麺もソムタムになります。
ソムタムと言えば、青パパイヤを使ったものが思い浮かぶと思いますが、実はあらゆる食材がソムタムになります。このレッスンではズッキーニと素麺を使ったソムタムを教えていただきました。
味付けにはこのパラー(プラーラー)もちょっと入ります。これが入ることで淡泊な素麺を味わい深いソムタムに昇華させるのです。パラー、大事。
またこちらのソムタムには、生の唐辛子ではなく、乾燥唐辛子「プリッキーヌヘン」やタマリンドが入るのも特徴です。
そしてソムタムを美味しく仕上げる上で大切なのがそれぞれの食材の叩き具合。決して叩きすぎず、しかしながら調味料と食材に一体感が出るまで叩いたり混ぜたりしなければなりません。
そしてこちらが、先生にお手本を見せてもらった後に私が作った素麺ソムタム「タムスア」。若干叩きすぎ、という反省はさておき、味は最高です!結構な辛さに汗をかきながらいただきましたが、一度食べ始めるとその手が止まらず、あっという間に完食しました。
北タイ料理名物その2、「ナムプリック・ヌム」。
タイ人のソウルフードとも言える「ナムプリック」、このレッスンでは北タイ名物の「サイウア」に合わせて、同じく北タイならではの青唐辛子をたっぷり使ったナムプリックを習いました。
ナムプリックヌムといえば、1年ほど前のチェンマイ旅で初めて食し、その脳天を突き抜ける辛さに放心した記憶がありますが、今回は甘長唐辛子などを使い、だいぶ辛さは控えめに仕上げる、とのこと。
完成したナムプリックヌムはこの通り、美しい緑色に仕上がっていますが、辛さは中程度。何より爽やかな香りが鼻に抜けて、美味!
陸続きになっているミャンマー、ラオス、中国の食文化や、山岳民族独自の食文化の影響を受けている北タイ料理。個人的に、この北タイ料理が大好きです。いつかチェンマイ式の「ラープ・ムー」や「 カノムチン・ナムギョウ」も習いたいな。今度リクエストしてみよう!
豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。