メコンの夕日に感動し、ネームヌアンに舌鼓、壺酒で締める最高の夜【6日目③】

ナーガに別れを告げて、いざショッピング!

ナーガ像との感動の対面を終え、お買い物タイムに突入!気になるお店を再チェックです。まずはカゴ屋さん…というか、生活用品店。私がコレクションしているタイのもち米入れ「ガティップカオ(กระติบข้าว)」を発見。

でも、探しているイサーンスタイルは見つからず。お店の人に写真を見せて聞いてみましたが、「ないねぇ」とのお返事。

残念!Aちゃんはカントーク用の脚つきお盆に夢中で買おうかどうしようかとだいぶ悩んでいました(結局荷物の量を考えて断念)。

思いがけずに出会ったのはカーラシン県の砂糖

再び歩き始めると、砂糖売りの露店を発見。

道行く人が次々と足を止めて砂糖を買っていきます。カーラシン県の特産品だそうで、ノーンカイのものではないみたい。

味見を勧められ、一口食べると…美味しい!これはノーンカーイのものではないにしても買う価値あり。1袋20バーツ、2袋買おうとしたら「3つで50バーツだよ」とのお言葉。そういわれたら買うしかないです。3袋お買い上げ。

ベトナム料理店「DAENG NAMNUANG」で美味なるネームヌアンを食す

そろそろ夕飯の時間。お昼はパンアイスだけだったので、お腹ペコペコ。この日の夕飯はベトナム料理の有名店「DAENG NAMNUANG」に行こうとホテルを出るときから決めてきました。ノーンカイで人気の、ネームヌアン(แหนมเนือง)が食べられるお店です。17時を少し回ったところにも関わらず店内はすでに賑わっていて、日が暮れる頃には満席になっていました。

ネームヌアンは、サトウキビに巻かれた竹輪のような豚肉ソーセージ。色々な食材と一緒にライスペーパーに巻いて食べます。

山盛りの野菜、そして日本では食べたことのない少し酸味のある葉っぱチャムアンの葉(バイチャムアン/ใบชะมวง)が絶品!

生のライスペーパーも美味しいし最高です。Aちゃんと夢中で食べ続け、我に返ったときにはお腹いっぱい過ぎて放心状態でした。

メコン川の夕暮れと壺酒体験

ふとメコン川に目をやると、空が美しい色に染まっていました。急いで外に出ると…息を呑むような景色!ノーンカーイに来てよかった!

ホテルに戻りいよいよ壺酒タイム!市場で買った壺酒、実はAちゃんも同じものを買っていて、一緒に試してみることに。ラオハイ(เหล้าไห)と呼ばれるこのお酒、詳しい説明はこちらをどうぞ。

早速ネットで飲み方を検索し、動画を参考に準備開始です。

壺酒からは蓋を開ける前から甘い香りが漂っています。蓋は…石膏?

お店のおじさん「女性でも簡単」って言ってたけどな…。

ハサミで格闘の末、なんとか開けることができました。

ここまで来たらあとは簡単。壺に水をたっぷり注ぎ、15分待ちます。最初からお酒を注いでもよかったけれど、まずは純粋な壺酒の味を楽しみたかったので水で。

15分後…完成。乾杯しようとしたら、Aちゃんがベランダに完璧なセッティングを用意してくれていました。ありがとう!

肝心のお味はというと、蓋を開ける前から漂っていた甘い香りからイメージした通りの優しい味。ほんのり甘くて香りがよくとてもすっきりしていて美味しいです。どぶろくやマッコリに近いかな。でも「酒」と言ってもアルコール度数は低いらしく、アルコールに弱い私でも顔が赤くなりません。

ちなみにこの竹のストローが優秀で、もみ殻などを吸い上げることなく、液体だけを飲むことができます。他の地域でも飲まれているようなので、またどこかで試してみたいな思います。とにもかくにもAちゃんのおかげで貴重な体験ができました。感謝。