ミャンマーの発酵料理特集!「Burmese Tokyo」の間借りランチへGO!

ラペ子さんの作るミャンマー料理を味わいに、いざ渋谷へ。

連休最終日の本日、インスタでの相互フォローとコメントをきっかけに仲良くしていただくようになったミャンマー料理研究家(と勝手に呼ばせていただきます)の鈴木ラペ子さんが、間借りイベントを開催するということで行って参りました。

今回のテーマは「ミャンマーの発酵食品を使ったお料理」。どんなお料理がいただけるのか、予約したひと月前からそれはそれは楽しみにしていました。

通常ならランチタイムはとっくに終わっている…ぐらいの時間帯に予約していたため、ほとんどのお客様は帰った後。一人ミャンマーティーをいただきながら、プレートの到着を待ちます。

まず運ばれてきたのがこちらの豆のスープ。豆の甘味と揚げたタマネギの香ばしさが相まって、優しいけれど味に深みもあるのです。これ、毎日でも食べたい!

ミャンマーの発酵食品。

こちらが今回のランチプレートです。ラペ子さんのホームページに、今回のイベントについてのお話が書いてありましたので、そちらを引用しますね。

今回のミャンマー間借りイベントのテーマはずばり「発酵」。
135の民族が集まるミャンマーでは、様々な発酵食品が食べられいていますが、今回民族の垣根を超えて「ミャンマー」のくくりの中でいろんな発酵食品を使ったプレートランチをお出ししたいと思います。
ミャンマー料理研究を進めていく中で、発酵食品の調理法がアトウと呼ばれる和え物か、付け合せとして食べるか、ヒン(いわゆるカレーのようなおかず)にするという食べ方がほどんどです。
そうなると、プレートにした際に似たような料理が並んでしまうため、今回はラペ子流にアレンジしてお出しします。

https://burmese.tokyo/events/20200922-myanmar-fermented-plate/

全6品の豪華なミャンマープレート!

中央にこんもりともりつけられたごはんは「ラペソー(発酵茶葉)」を使ったラペッタミン 。今回は辛味のあるタイプのラペソーを使っているということで、ピリ辛に仕上がっています。これがまぁ後引くうまさ!

手前に見えるのは「ウェッターヒン」。ミャンマー式の豚肉の煮込みです。「ウェッター」は豚肉、「ヒン」とはメインとなるおかず、という意味だそう。ターメリックが入っているので見た目カレーっぽいのですが、インドカレーやタイカレーとは全く異なる味わい。トッピングされた「 タィエチン(発酵マンゴー漬け) 」が良きアクセントになっています。

左に見えるトマトとキュウリの和え物にはミャンマーのレモン塩が入っているとのこと。トマトとレモン、それぞれの酸味が味に深みを出しています。

そしてこちらはミャンマーの和え物2種。右のものにはラペ子さんお手製の「 バズンチン(発酵エビのすり身)」が入っています。本来は火を通さずにいただくようですが、今回は多くの方に提供するということもあり、蒸したそうです。ほんのり感じられる酸味と海老のうま味が相まって美味!蒸してちょっとムッチリした食感もまた良し。

そして卵もただものじゃありません。ソースのごとく下に敷かれているのは「 ポンイェイジー(バガン発酵黒豆ペースト)」なるもの。日本の八丁味噌のようにも見えますが、ほんのり甘く、特有の発酵した香りがあります。

とにかく今回のプレートはトータルバランスが良く、最高のワンプレートに仕上がっていました。ラペ子さんの作るミャンマー料理、本当に美味しい。