タイ料理にマスト!な唐辛子「プリッキーヌ」
プリッキーヌはタイで栽培されている唐辛子で、数十種類ある唐辛子の中で最も辛い部類に入るものです。タイ語で唐辛子のことは「プリック」と言いますが、「キー」は糞、「ヌ」はネズミという意味。直訳すると「ネズミの糞唐辛子」となります。
本来は2~3センチ程度と小さいものなのですが、日本に空輸されている冷凍品はこのように…
非常に大きいのです。日本でも最近タイ野菜を作る農家さんが増えていて、フレッシュなものが手に入る時期はできるだけ新鮮なものを使うようにしています。それが難しい時期は、「これ本当にプリッキーヌかなぁ。」と思いつつも、こちら冷凍品のお世話になっています。
プリッキーヌを使ったタイ料理あれこれ。
1)炒めて旨し。
プリッキーヌはこうしてニンニクとともに石臼で潰し、炒め物のスターターになります。部屋中に漂うプリッキーヌの成分に咳き込むこともしばしばですが、このプリッキーヌの入った炒め物が抜群に美味しい。
2)生のままで旨し。
プリッキーヌは叩いたものをそのまま使いもします。例えばソムタム。それからヤム各種にもプリッキーヌは欠かせません。
このタイのヤムの「甘酸っぱ辛さ」、すっかり癖になってます。
3)飾って美し
プリッキーヌはその美しい赤を生かし、飾りとして添えても素敵。もちろん食べてもOKです。っていうか、食べるものです。ただし、辛さ耐性がまだ十分に備わっていない私は、食べたり食べなかったり…という状況ですが。
そうそう。以前横浜のタイ料理屋さんに行った際、注文したお料理にはこんなにターンとプリッキーヌが盛られてきました。
タイ人の店員さん曰く、「私はそれかじりながら一緒に食べるよ。」とのこと。強いわー。