チェンマイ郊外で出会う、心ときめく隠れ家と素敵な人々【1日目②】

チェンマイ在住の友人がくれた、とっておきのサプライズ。

朝食を終え、食後のコーヒーでも飲もうかと、いつものようにチェンマイの街をフラフラしていた時のこと。

チェンマイ在住の友人、桃子さんから連絡が入り「今からメーリムの素敵なレストランに連れて行ってあげる!」と嬉しいお誘いが。メーリムはチェンマイ郊外にあるエリアで、一人ではなかなか行けない場所。ワクワクしながらお迎えに来てくれた桃子さんの車に乗り込みました。

連れて行ってもらったのは、「スタジオ・ホージャマ」という、とっても可愛いお店。

レストランでありながら、予約制で料理のワークショップも開催しているそうです。お店に入ると、焼き立てのパンや、オーナーのアンさんお気に入りの調味料などが並んでいて、早くも胸が高鳴ります。

この日は年内最後の営業日だということをお店に着いてから知りました。まだ早い時間だったこともあり、先客は一組のみ。好きな席に座っていいのかな?とお庭をウロウロいると、スタッフの方が「今日は22名の予約が入っているから、奥の四人掛けのテーブルで良いですか?」と声をかけてくれました。

まるでジブリの世界?「スタジオ・ホージャマ」の魅力

桃子さんおすすめのフードとドリンクを注文した後は、料理が届くまでお店の敷地内をしばし見学。

オーナーさんの住まいでもあるというキッチンやリビング、テラス席などを見せてもらいましたが、もう空間全体が素敵過ぎて、ただただ感動。

私の「こんなところで暮らしたい」を具現化したらきっとこうなる、というような、まさに理想の空間でした。

庭に植えられた木々や草花も素敵で、なんだかちょっとジブリっぽい雰囲気。トトロが出てきてもおかしくないような、そんな温かい空気が流れていました。

心と体に優しい、アンさんの絶品料理

しばらくすると、注文していた料理が運ばれてきました。

今回まず注文したのはメニューでひときわ目を引いた、庭の野草を使ったという餃子。そして、彩り豊かなカオヤム。カオヤムは南タイの料理ですが、トッピングには北タイの要素とアンさんのアイデアが盛り込まれています。

どちらも素材の味が活きていて、本当に美味しい!特に気に入ったのは、水餃子に添えられた「ナムプリックキンカー(生姜とガランガルのディップ)」。生姜とガランガルの風味が食欲をそそり、ついついお箸が進みます。いつかこのレシピを教えてもらいたい!

この日お店はとっても忙しそうで、アンさんとは少ししかお話しできなかったのですが、明るくてフレンドリーで笑顔がとっても素敵な女性。一瞬でファンになってしまいました。次回は絶対料理を習いたい!またタイでやりたいことが一つ増えました。

お店を出る前に、アンさんおすすめのガピ(エビを発酵させた調味料)を我慢できずに購入。もちろんチェンマイ産ではありませんが、その辺のスーパーなんかじゃ買えない美味しいヤツですからね。日本に帰ってから使うのが楽しみです。

至福のコーヒータイムは「アカアマリビングファクトリー」で

続いて連れて行ってもらったのは、日本で2店舗目をオープンし、その名を広く知られつつある「アカアマコーヒー」のチェンマイ郊外店「アカアマリビングファクトリー」。

ワットプラシン前の店舗、そして日本の神楽坂店、早稲田店にも行ったことがありますが、ここもやっぱり素敵。

天井が高くて店内は広々としていて、ルーフテラスのようなスペースもあったりして、中も外もとにかく景色が良い。隣の敷地では水牛や鶏が放し飼いにされていて、その様子も植えられたコーヒーの木越しに見ることができます。

注文したドリンク(コーヒー×ライチ×ハニー×ソーダ)も美味しくて、良き時間を過ごしました。

チェンマイ在住の憧れの人との出会い

この日はこれで終わりません。なんと!桃子さんがチェンマイ在住の岡本麻里さんに引き合わせてくれたのです。嬉しすぎる!

「ペーパースプーン」でお会いして、私が日本から持参した岡本さんの著書2冊にサインをいただきました。

もう感無量とはこのこと!いろいろお話もできて、本当に楽しい時間でした。ちなみに、岡本麻里さんのHPはこちらです。ぜひ皆様もお楽しみください。

チェンマイ食いだおれタイ

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翌日に備えて、軽めの夜ごはん

翌日は朝早くから活動予定。それに備えて、夜ごはんはセブンのホットサンドとスパイで軽めに。で、さっさと寝てしまうつもりだったのですが、初日からこんなに充実した時間を過ごせて幸せ過ぎる!とアドレナリン出まくりで、なかなか寝付けなかったチェンマイ初日でした。

それもこれも全部桃子さんのおかげです。ありがとうございます。