タイ料理マニア2人によるヤワラート歩き。【12日目②】

クロントーイ市場を後にして、いざヤワラートへ!

クロントーイ市場を隅々まで見て回り、満足したところでお次は賑やかなヤワラートへ。Kさんが「今回ヤワラートで絶対食べたい!」と熱望していたのは、カノムジープとちまき。前日、Mちゃんパパから情報をゲットしておいたので、さっそくその美味しいお店を目指しました。

教えてもらったちまき屋さんに行ってみると…確かに粽はあるけど専門店ではなさそう。何より、食欲をそそる美味しそうな匂いがします。近づいてみるとお粥のお供にぴったりな美味しそうなお惣菜がずらり。

店のマダムに「奥も見てって!」と笑顔で誘われ、店内を見せてもらうと作り立て&作りかけのお料理がずらり。どれもこれも魅力的。ここのカオトムも食べてみたい!

なれど、まだヤワラート散策はスタートしたばかり。とりあえず粽を1つだけ買って(Kさんが)このお店を後にしました。

幻のカノムジープを求めて

さて、目当てのカノムジープはというと、常設の店舗があるわけではなく、お寺さんの駐車場入り口に露店スタイルで登場するもよう。

朝一でその場所に行ってみた時にはまだ姿はなく、しばらく周辺をぶらぶらしてから再度チャレンジすることに。

しばらくして戻ってみたら…あった!ありましたー。小さなテーブルの上に乗せられた蒸し器に、念願のカノムジープが見えます。思っていたよりもずっと小さくて可愛い!一口サイズでパクッと食べられます。

10個35バーツ、この日は二人なので20個買いました。

むちっとした生地に、カリカリの揚げニンニクがトッピングされていて、食感も楽しい。

私はお隣の露店で売られていたカラフルでキュートなアイスも注文。悪くない組み合わせ、美味です。

ヤワラート・ソイ6探検隊

続いては、ディープな雰囲気漂うヤワラートのソイ6をくまなくパトロール。

所狭しと並ぶ乾物屋、漢方薬局、雑貨店…一つずつチェックしていくのがとても楽しい。独特の香辛料の香りが鼻をくすぐります。

こちらのお店です。店頭のお漬物も美味しそう。

途中、北タイの食材を扱うお店で、いつか欲しいと思っていた北タイ産の缶入り紅腐乳を発見!これ、美味しいんですよ。

中央に見える深緑の缶、わかりますか?

右隣に並んでいた壺入りのタイプも気になるけれど…今回の旅では石臼を買ったし、マレーシアでも実は食材を山盛り買っていたことを思い出して、グッと我慢。後ろ髪を引かれつつも、お店を後にしました。

少し歩くと、屋台で売られているトッピング満載の大根餅を発見。

こんな風に家で作ったら絶対美味しい。いつか真似してみることにします。

和成豊(フアセンホン)で優雅な点心ランチ

そろそろお腹も空いてきたな…と思うも、実はランチのピークタイムは過ぎていて、よさげなお店は一端店じまいな雰囲気。なかなかココだ!と思えるお店が見つからず、結局老舗の和成豊(フアセンホン)で点心をいただくことにしました。テーブルに着くと、お店のお姉さんが「ふかひれスープはいかがですか?」と満面の笑みで猛プッシュ。そんなにオススメなら…と、ついつい注文。

…したところ、これが上品な味わいで、想像以上に美味しくて大満足。点心ももちろん絶品で、小籠包、海老餃子、焼売…どれもハズレなし!お腹も心も満たされました。

サンペーン市場で掘り出し物探し

いつも気になっている蜜芋やさん。いつか食べたい。

ランチの後は、さらにディープなサンペーン市場へ。細い路地を隅から隅まで探検!衣料品、雑貨、食品…所狭しと並ぶお店は、見ているだけでもワクワクします。

ローカル感満載の雑多な雰囲気が楽しい。私はまとめ買いしか受け付けてくれないビニールバッグ屋さんで、お弁当入れにぴったりな可愛いバッグを買いました。

お気に入りのお店へご案内。

サンペーン市場を抜けたら、私が大好きなお店へKさんをご案内。製菓材料や道具を扱う「タンチップセン」と

食器と調理器具のお店「บจก. ต สะพานหันเครื่องครัว (Bor Jor Gor Tor Saphan Han Khrueang Khrua)」 。

どちらも料理好きのKさんなら絶対気に入ってくれるはず、と踏みました。まずは製菓材料店から。

こういうの、いつまでも見てられる。それはKさんも同じだったようで。二人して心ゆくまでこの空間を堪能しました。