小ぶりなパイナップルをくりぬいて、実はごはんと一緒にチャーハンに、外側はそのまま器に、というなんともゴージャスなパイナップル炒飯。酢豚のパイナップルは賛否分かれる存在ですが、こちらのパイナップルは甘味よりも酸味が際立ち、全体とよく調和していて思いがけず美味なのです。
パイナップルをくりぬきボートを作ろう!
パイナップルって夏のイメージですが、なぜか最近、このサイズのパイナップルを近所のスーパーで見かけます。その価格200円前後。その中身をくりぬいて、器にします。そのやり方をyukko先生から教えていただいている図。教えていただいた通りに思い切りよく包丁を入れればこの通り。
秒で…とは言いませんが、ものの数分でパイナップルボートの完成です。
あとはごはんと具材、合わせ調味料を準備したら炒め作業開始。
炒め方は前にならった海老チャーハンとほぼ同じ。そうなれば勝手知ったる…の世界。迷わず具材を投入し、サクサク炒めていきます。
最後にパイナップルボートにチャーハンを盛り付けて完成!
カレー風味だけれど、タイの各種調味料が加わり、深い味わいに仕上がっています。パイナップルは甘味が抑えられ、むしろ酸味が際立ちすごく良い味のアクセントになっています。これは美味しい!ボートはともかく、こちらのチャーハンはぜひお弁当にしたいところ。
クリスマスにもピッタリ☆な鶏手羽の肉詰めフライ!
揚げても焼いても美味しい鶏の手羽。なれど、身は少ないし、骨が気になるしで積極的に料理に取り入れようという気持ちにならなかった食材。ところが、その骨を抜いて、豚ひき肉を中心にした具をぎゅうぎゅうに詰めたら超豪華、食べ応えも数段アップ、見栄えも良し!というパーティー料理に昇華です。
まずはこちらの手羽上腕より、例の骨2本を抜く作業から。
先生にお手本を見せていただきつつその方法を教わり、若干苦戦しながらも骨抜き完了。
そこに豚ひき肉と春雨、木耳、人参と調味料を混ぜ合わせた具をギュッと詰め、一度レンジ加熱。
もうこの段階であらかた火が通っているので、揚げの作業は神経質にならなくてもOK。しっかり衣、パン粉をつけて揚げましょう!さすれば完成です。
3品目は楽々前菜「ヤムカイトム」を作ろう!
先の2品が手が込んでいるため、3品目は簡単にできる前菜を教えていただきました。材料はたったこれだけ。調味料もナンプラー、レモン汁、砂糖と、タイ料理のヤム定番の味付けです。
さいの目に切った彩り野菜とドレッシングをあえて、並べた卵にたっぷりとのせるだけ。見た目もかわいらしく、しかも美味しいんだから文句なし。
この回のレッスンメニュー
- ピー・ガイ・ヤッサイ(手羽先の挽き肉詰めフライ)
- カオ・パット・サッパロット(パイナップル入りチャーハン)
- ヤム・カイトム(ゆで卵のサラダ)
ちょっと手間はかかりますが、パーティーメニューとして活躍してくれるのはもちろん、日々の食卓にこんなお料理が並んだら幸せな気分になること間違いなし。いずれも年内中に自宅で復習することをここに誓います。この回も素晴らしい内容でした!