バンコクで素敵なセラドン焼きが買える「レジェンド」へ!【7日目②】

バンコクにてセラドン食器を取り扱う有名店「レジェンド」にやって来ました!

タイの有名な焼き物の一つに「セラドン焼き」があります。その工房は北タイのチェンマイにあり、以前チェンマイを旅した際にも「バーンセラドン」「サイアムセラドン」そして「メンラーイキルンズ」の工房や店舗にお邪魔しました。

バンコクでもそのセラドン焼きを取り扱っているお店はいくつかありますが、質もデザインも良い品々をここまで揃えているお店はないかと思います。それがこちらのお店「レジェンド」です。

色や形、大きさはもちろんのこと、さまざまな窯元の器が置かれています。

葉を模したお皿も色、サイズなど種類が豊富。

奥の方には壁一面にマグカップと蓋物、かわいい小皿が美しく並んでいます。この蓋物、もっとじーっくり見たかったな。

…というのも、お邪魔したこの日、週末だったからかもしれませんが、私がお店にいる間来客がひっきりなしだったのです。お邪魔にならないように…と写真を撮りつつ、人の波を避けるように店内を移動して物色していたため、このマグカップ棚の前には長居できなかったのです。

美しかったり、かわいかったり…と素敵な箸置きたち。お値段も小皿と同程度かそれ以上しますが、その価値は十分あり。

奥の方には木製品や水牛の角から作られたカトラリーが勢ぞろい。なかなかの充実ぶりです。

下の方を見ると私の好物であるカゴたちが無造作に置かれています。どれもかわいいな。

本当はバーンセラドンのものが欲しかったのですが、レジェンドには置いておらず。ただ窯元は異なるものの、とっても素敵なお皿を一枚発見!サイズ違いや形違いがないか聞いたところ、一点ものとのこと。迷わず購入を決めてレジへ向かいました。すると女性店員さんが流暢な日本語で「このお皿は日本まで持って帰られますか?」と。「はいそうです!」と答えるとこのように、厳重に梱包してくださいました。

なるほど。この日本語対応と丁寧な梱包、どうりで店内は日本人のお客さんでいっぱいなわけだ。

セラドン焼きのフラワーベースも素敵。ま、それはおいおいね。

BTS「ラチャティーウィー」駅から徒歩一分。改札を出て3番出口に向かう途中の高架歩道から下を眺めると、すぐにこちらのお店が目に飛び込んでくるかと思います。お店は毎日、朝9時から夕方の6時までオープンしているそうです。

「クアクリンパックソッド」の南タイ料理でお腹も心も満足です!

気づけばこの日、飲み物以外口にしないまま夕方を迎えていました。お買い物に夢中になりすぎたな。で、ここまで来たら適当なものでお腹を満たしたくない!少しだけ空腹を我慢しつつ足を延ばしてやってきたのは今回の旅のどこかで行こうと思っていた南タイ料理のお店、「クアクリンパックソッド」です。ランチ時やディナータイムは予約しておいた方がよさそうですが、通し営業をしているこちらのお店、15時過ぎであればすんなり入れるのでは…と思い来てみると大正解!

ちょうど客足が途切れたタイミングで入店することができました!

こちらは南タイ料理のお店ということで、店名にもなっている「クアクリン」をはじめとして、「ゲーンソム」や「ゲーンタイプラー」、あのちょっとニオウ豆サトーを使った炒め物などもメニューにあります。そしてこの日私がオートーコーで買った調味料、「ナームブドゥ」を使った南タイ式の混ぜご飯「カオヤム」もありました。食べタイ料理は山ほどあれど、ひとり旅ゆえ誰ともシェアできません。悩みに悩んで決めたのは次のふた品。

「カオヤム」と「 ゲーンソムチャオムカイ 」です!

まずカオヤムですが、日本でこれまで先生方に教えていただいたものとトッピングはほぼ同じ。ただ一つ本場ならではだなぁと思ったのが、器の右側に見える薄緑色のもの。これ何だかわかりますか?生のサトー豆なんです!これがとても良い味のアクセントになっています。美味。

そしてこちらが例のナームブドゥ入りのタレ。これをカオヤムにかけていただきます。甘めの味付けですが、これがヘルシーな野菜の混ぜご飯によく合うのです。

そしてスープは「チャオム」というクッサーイ葉っぱが山盛り入った卵焼きと海老のゲーンソム。タマリンドの酸味が効いた、南部ならではのスープです。この海老、写真に収まってしまうとさほど大きく見えませんが、Lサイズの卵ぐらいの大きさがあります。食べ応えありすぎ。

そして卵焼きには「これでもか!」っていうぐらいチャオムがぎっしり入っています(笑)。これのゲーンソムがまぁとてもとても美味しかったのです。酸味はありつつもまろやかさが感じられ、しっかりとした辛さはあるのに、それがしつこく口の中に残らずすっと引いていく。とっても不思議!このスープを食べて、「ゲーンソム」が「私の好きなタイ式スープ」のベスト5入りしました!

最寄り駅はBTSのトンロー駅。駅からも近く、歩いて5分もかかりません。しかもその道がタイにしては歩きやすいし、歩いていて気持ちがよいです。

大勢で行った方がもちろん、いろいろなお料理をシェアで来てよいかと思いますが、一人でも楽しめるお店です。バンコクで美味しい南タイ料理が食べたい!と思ったらこちらのお店、ぜひ行ってみてください。

締めは「紀伊国屋書店」過ごす充実のひととき。

この日は最後にプロムポン駅と直結しているデパート、「エムクオーティエ」3階にある紀伊国屋書店に行きました。本も本屋さんも大好きで、デジタル版ももちろん便利に使ってはいますが、気に入った本は印刷されたものを持ちたい派です。今回の旅では

  • タイの料理本
  • タイ語の絵本
  • タイの地図

この3つが手に入ったら良いな…と思っていました。旅も終盤に差し掛かってきたので、それらをここで買っておこう!と考えたのです。結果、なんとその三つがこの日この紀伊国屋で揃ってしまいました。うれしい!

実際に買った本は、最後のお土産紹介の回でご披露したいと思います!