カオヤム(ขาวยำ)

料理教室では炊き立てのごはんで作ったカオヤム。お弁当となるとどうしてもごはんが冷えてしまう。温めたい時はそれ用の容器にごはんを入れて持参するのですが、生野菜などを周囲に並べるカオヤムはそうはいかず。さて、これをお弁当にできるかな…と悩んでいると、yukko先生が「タイではテイクアウトで売ってるんだから、冷ゴハンだって大丈夫だよ。」と心強いひと言。ならば試しに!と本日カオヤム弁当を作ってみました。

アンチャン=バタフライピーで染めたごはんがきれい!

アンチャンを入れたボウルに熱湯を注ぎ、色が出るのを待ちます。

ごはんの色はアンチャンなる花の色。ボウルにアンチャンと熱湯を入れ、冷めるまで待っていると水が濃いブルーに染まります。それを炊飯器に入れ、あとは炊く量に合わせて水を足し、いつもの方法でジャスミンライスを炊くだけです。

こちらが本日のカオヤム弁当!

斜めから。

こうして完成した本日のカオヤム弁当がこちらです。紫キャベツは高い上に品質がイマイチで昨日買うのを止めました。結果ちょっと彩りが寂しいお弁当になってしまいましたが、まぁ良しとしましょう。

上から。

ごはんは星形…ではなく、こちら一応桜です。京都は有次の物相型で抜きました。次は梅か、千鳥も可愛いかな。和の道具がまさかタイ弁当でも活躍してくれるとは。嬉しい限りです。

湿気やすい食材は別容器。

炒ったココナッツ、干し海老を粉末状にしたもの、そして辛い薬味。

湿気を帯びやすい食材は別容器で持参しました。混ぜる際に湿気っていては万遍なく行き渡らないので。そして、辛味としては本来「プリックポン」を添えるのですが、今回は先月チェンマイのJJマーケットで買ってきた、ターおばさんの手作り品を辛い薬味として加えました。これがニンニクやナッツの旨味たっぷりで美味しいのです!その時の模様は以下の記事をご覧ください。

日曜日のチェンマイはぜひ「JJマーケット」へ!【3日目①】 | タイはおいしい天国。

タイでウィークエンドマーケットといえばバンコクの「チャトゥチャック」が有名ですが、チェンマイにも土日に開催され…

あー、チェンマイ旅、ホントに楽しかったな。あと3か月半後はまたチェンマイにいるはず。それまで夏旅の記録を見返しつつ、次はどんな旅にしようか楽しく考えることにします。

大事なものを忘れた台風一過の朝。

うっかり忘れるところでした。

お弁当を包み、袋に入れたところで何か足りない気が。そうだ!せっかくマナオの代わりにと買ってきたへべすを詰め忘れた!なれど、再び弁当を紐解き、へべすを詰めている余裕はない。ということでこちら丸ごと弁当袋に放り込み、食べる際に切って使いました。

本日の昼。カオヤム最高でした!

冷ゴハンのカオヤム、うまく混ざるか、美味しいかと心配していましたが、全て杞憂に終わりました。いやー、カオヤム美味しい!ごはんが冷たくても全然問題なし。フリーズドライのスープもプラスして、それはそれは幸せなランチタイムとなりました。通勤にいつもの4倍時間がかかった疲れが全部吹っ飛ぶ美味しさ。カオヤム、とっても気に入ったので、次回は紫キャベツ入りでさらに美しいお弁当にしようと思います。

そして時がたち2023年夏、私のカオヤムはこうなりました。

何事も続けるって大事。