2日目②:40バーツで海まで!街の雰囲気とローカルグルメを満喫した一日

せっかくプーケットに来たのだから、やっぱり見るだけでも海には行ってみよう! 調べてみるとオールドタウンからパトンビーチまでバスが出ている模様。ひとまずそのバス停付近まで歩いてみました。

大型ソンテウでパトンビーチへ 🚙

バス停に着くと、そこには大型ソンテウのようなものが停まっています。ソンテウ(Songthaew / สองแถว) は、タイを旅するなら一度は目にする、地元密着型の乗り合いミニトラックタクシーです。

📍プーケットタウンバスターミナル

直訳すると「ソン(2)+テウ(列)」=「二列シート」という意味。これも大型なれど中をのぞいてみると確かに2列シート。出発まではまだ少し時間がありそうですが、すでに何人かのお客さんが乗り込んでいます。私もひとまず中へ。

すると料金がでかでかと貼ってありました。なるほど。40バーツ なのね。これで10キロの道のりを運んでもらえると思えば、タクシーなんかより全然安い!

料金は出発直前に、助手席に座った車掌さん的役割のおじさんが集めに来ました。ところどころにあるバス停に停まっては乗客を乗せていきます。いつの間にか車内は満席。しばらくするとバスは山を登り始めました。なるほど。山を越えるのね。

そして走ること40分。パトンビーチの街へやってきました。

うん。海の近くだっていう雰囲気がする!

プーケット・パトンビーチ到着! 🌊

白い砂浜がずーっと続く広々としたビーチで、海は穏やか。泳いでいる人もいれば、ただ砂の上でのんびりしている人も。ジェットスキーやパラセーリングが出ていて、どちらも1500バーツ也。

楽しそうに空に上がっていくパラセーリングを見て、ほんの一瞬「やってみようかな」と迷ったけれど、結局そのまま眺めるだけにしておきました。

客引きのお兄さんたちはフレンドリーで、日本語で 「アソビマセンカ?」 と声をかけてきます。中国語や韓国語で話しかけられたことはこれまでもあったけれど、日本語はたぶん初めて。かつて日本人観光客がたくさん訪れていた時代があったんだろうな。

海と空が明るくて、何もしていなくても、ただそこにいるだけで “リゾートに来た” という気分になれる場所です。

バンザーン生鮮市場でお昼ご飯 🦐

そろそろおなかが空いてきたので、お昼を食べる場所を探すべく街へ。タイ料理、地中海料理、インド料理、いろいろなレストランがあるけれど、いわゆる観光客向けの店構え。もうちょっとローカルな感じのお店がイイんだよね、と思うも観光地であるビーチでそれは難しいか。

グーグルマップとにらめっこしていたら、近くに市場があるのを見つけたので行ってみました。

📍バンザーン生鮮市場

1階には野菜や海産物を取り扱う露店がずらり。

2階はフードコートになっていて、1階で買った海鮮を調理もしてくれる模様。しかも客引きの圧かなり強め。

それは面倒なので、とりあえず海が見える食堂に入り、ポーテーク を頼んでみました。

が、届いたのはこちらのお品。

「ポーテーク」は、漁のいかだだか、網だかが壊れた!っていう意味の名前。その名前の通り、エビ、イカ、魚、貝…とにかく海鮮がこれでもかと詰まってるはずなんだけれど、こんなんじゃ網は破れません 😤

ま、致し方ない。お店のお兄さんは親切だし、よしとしよう。

夕暮れの海とスマートバス 🌅

再度海へ。日が傾きかけて、色が変わり始めた海を眺めます。満足したところでそろそろ帰るかー、とこちらにやってきました。

📍パトンビーチバスステーション

帰りもバスを使います。周辺を見渡すと冷房が効いたきれいなスマートバス もある。お値段は50バーツ とのこと。

ちょっと疲れたし、違いが10バーツならスマートバス一択でしょ、ということで嬉々として乗り込み出発を待ちました。

オールドタウンの夕暮れ 🌆

はい。オールドタウンに帰ってまいりました。到着したのは初日のバス到着先だった📍オールドバスターミナル。ここで翌日のことを考え、空港までのバス時間をチェック。

日中は強い日差しに目がくらみ、色が飛んで見える街ですが、日が傾きかけてみるとその色が浮き上がってくるよう。いい感じ。

マレー料理でディナー 🍛

どこにしようかと迷ってたどり着いたのはこちら、📍Lao Pa Sat Phuket Town というマレー料理のお店です。

メニューを見ると定番のタイ料理に加えて、マレー系のお料理が並んでいます。

  • ルンダン(牛肉をココナッツミルクと香辛料で長時間煮込んだ、濃厚で甘辛いドライカレーのような料理)
  • ナシレマッ(ココナッツミルクで炊いたごはんに、小魚、卵、ピーナッツ、サンバルなどを添えたマレーシアの国民食)
  • バクテー(漢方やにんにく、醤油などで豚スペアリブを煮込んだ、滋養強壮系の薬膳スープ)
  • ラクサ(米麺に魚介系またはココナッツカレースープをかけた、地域ごとに味の違う麺料理)
  • ホッケンミー(濃い醤油味で炒めた太麺にエビや豚肉、ラードが効いた中華系焼きそば)
  • チャークイッティアオ(平たい米麺を強火で炒め、もやしや卵、海鮮を合わせた香ばしい屋台の定番麺料理)

そのマレー系料理の中からチャークイッティアオ を注文。海の街らしく海鮮がたっぷりのっています。しかも色こそ濃いものの、塩辛さは全然なし。美味しくいただきました。(でも野菜欲しい)

マッサージで疲れを癒やす 💆‍♀️

その後はまたまたフットマッサージへ。この日やってきたのは宿泊先の近くにある 📍ROSE massage and nail なるお店。

このお姉さんがね、めっちゃ上手 なのです。足がかなりすっきりしました!

深夜の軽食屋台と黒猫さん 🐱

その後は、前日に気になっていた屋台へ。📍「น้ำเต้าหู้เที่ยงคืนภูเก็ต สาขา 7」。訳すと「深夜0時の豆乳屋 プーケット7号店」ってなところでしょうか。

イートインスペースもありますが、持ち帰りももちろんOK。どれも美味しそう!ですが、私は久しぶりにパートンコー が食べたくて、それにつけるクリームと合わせて買いました。

するとそこに、闇に紛れる黒猫さんがやってきました。何やらとても人懐っこい。かわいい

真夜中のおやつタイム 🌙

そしてこの日もまた汗を流し、さっぱりしたところでおやつタイム。時は23時。ま、普段はしないことをするのが旅の醍醐味ってことで。

サンカヤー(タイの伝統的なカスタードクリーム風ディップ)はノーマルとバイトゥーイ(パンダンリーフ)が2層になっています。パートンコーふわもちで美味!

お腹がいっぱいになると眠くなるのは万国共通、老若男女問わず。この後は猛烈な眠気に襲われ、3秒で爆睡でした。