ノーンカーイの記憶は、壺酒とパンアイスとナーガ【6日目②】

はじめてのノーンカーイ、歩くだけで楽し。

目指す「ターサデット市場」まではホテルからおよそ1.5キロ、散歩にはちょうどいい距離。

ローカルな商店が軒を連ねる風景、たまりません!

グーグルマップでなかなか高評価だった食堂「ディーディー」はランチタイムが過ぎたところで一休止、といったところかな。

本屋さんには、タイの博打「ハイロー」用品が。

食品店ではベトナム系の商品が多い印象です。

市場散策は宝探し、楽し。

ふらふらと30分ほど歩いたところで「ターサデット市場」に到着しました。地図上では「インドシナ市場」まで続く大きな市場のようですが、日本の商店街のような雰囲気。

まずは入り口にある籐製品のお店でカントーク用の足つきお膳に釘付け。自然素材だけで作られた、温かみのある逸品。

ベトナム風の帽子や謎の蓋つきざるも発見。これ、一体何に使うんでしょう?

乾物屋、布屋、洋服屋…と見て回り、おもちゃ屋さんでタイ語を喋る人形に遭遇。可愛すぎて思わず足を止めました。

露店では毛の生えたままの豚肉が!

一体どんな料理になるのか、想像もつかない。サイクロークイサーンも美味しそう。麺はカオピアック用かな?

ラオス料理のカオピアック、ラオスに近い北イサーンでの呼び名で、他の地域では「クイジャップユアン」と呼ばれます。

全く関係のない中国茶器のお店も発見。可愛くて安いから危うく買いそうになりました。

ドライフルーツ、特にバナナの加工品のお店が多いのもノーンカイの特徴?

そして、私の旅のお約束、台所用品店巡り!

2軒ハシゴして、品揃えの豊富さに大満足です。

壺酒との運命的な出会い

メコン川沿いに抜けようとウロウロしていると、お店の中を通らせてもらえることに。したところなんと。店内には欲しかった壺酒がたーくさん置かれているではありませんか。通り抜けるだけのはずが急遽お買い物タイムとなりました。

ここで親切なご店主に壺の使い方を質問。

私「この壺の中にはお酒の素が入っているんですか?」
店主「そうだよ。水を注いで15分待てば飲めるよ。なんなら10分でも5分でも良い。それを飲み終わったらビールとかコーラとか他の飲みものを注いで、2回、3回は楽しめるよ。」
私「蓋が固そうだけれど、開けられる?」
店主「女の人でも簡単に開けられるよ。」
私「じゃあ一番小さいサイズをください。ストロー、もう一組もらえる?」
店主「いいよ。」

このやり取り、すべてGoogle翻訳先生のおかげ。スムーズなコミュニケーションに感動しました。

こうして念願の壺酒をゲットしたのでした。

パンアイスとメコン川の絶景

川沿いに出ると美味しそうなアイスクリーム屋さんを発見。コーンカップもありますが、パンに乗せるスタイルもあり。お昼ご飯をまだ食べていなかった私たちは迷わずパンアイスを選択。

これがもう、激うま!Aちゃんが買ったばかりのお皿にのせていただきました。

メコン川を眺めながらのパンアイス、至福のひとときでした。

ナーガ様とご対面

エネルギーチャージが完了したところで散歩再開。ワットラムドゥアンを通り過ぎ、ついに会いたかった蛇神様、ナーガとご対面!

ノーンカーイに来ることができて、ナーガに会うことも叶って、感無量です。