チェンマイ、金曜朝市の開催場所。
こちら、別の日に撮影した写真なので寂しい写真となっておりますが、金曜日になるとこの通り。
たくさんのテントが立ち並び、入り口近くは衣料品、奥に行くと野菜や肉などの生鮮食品、麺類やおやつを売る屋台が所狭しと出店しています。
ほぼ予定を立てずにやってきた今回のチェンマイ旅ですが、その中で「ここは絶対に行く!」と旅が始まる前から楽しみにしていました。というのも、他ではなかなか食べることのできないものを味わえるから。実際行ってみて、JJマーケットと並んで再訪したい場所の一つになりました。
野菜や加工品が美味しそう過ぎる魅惑の朝市。
金曜朝市に並ぶものは、どこに目をやっても見たことのないものがいっぱい。上の写真、右下に写るこれ。
納豆です。包んでいる葉は何だろう。聞けばよかった。
そして昨日、チネイザンセラピストのMさんから教えていただいた「ガイダム」発見!
「ガイ」は「鶏」、「ダム」は「黒」。見た目そのまま「黒い鶏」ってことです。この金曜朝市にはシャン族の麺屋さんがあって、そこではこのガイダムスープを使っているのだとか。しかも、時間が遅くなると混みあって注文もままならないと聞き、8時にはこちらに到着。早速お目当てのシャン族ヌードルがいただける屋台をさがします。
ガイダムスープ入りの「カオフン」は最高でした!
広場の一番奥、イートスペースの前にそのシャン族ヌードルをいただける屋台がありました。ここで昨日お世話になったMさんも合流。早速二人でガイダム麺をいただきます!
こちら、ガイダムスープ。見た目はすごく濃厚そうに見えます。ということで早速オーダー(Mさんが)。
「ガイダムも入れて!」と(Mさんを通じて)言ったら入れてくれましたよ♪そうして出来上がったものがこちら。
麺はいろいろな種類がある中で米太麺にしてみました。手前のとろりとした豆餡がかかった方が「カオフン」で、奥のクリアスープの方がガイダム麺です。これもクィッティアオになるのかな。
そしてなんと。私が食べたいと思っていた納豆、Mさんが既に買ってくれていました。これぞ以心伝心。日本のものに比べて粘り気は控えめながらも、粒が大きく、風味も良い!かなり美味しい納豆でした。
このカオフン、麺と豆餡だけ?と思いきや、下には野菜もたっぷり入っています。トッピングはこれ、ナッツかしら。とにもかくにも全部混ぜて食べると美味きことこの上なし!思っていたよりも塩が効いていて、しっかり味。ガイダムスープは癖がなくさっぱりとしています。日本の地鶏はオイリーで濃厚なスープが取れますが、こちらのスープはさにあらず。以前名古屋コーチンから取った出汁をタイ料理に使ったことがありますが、その上品な旨味を思い出しました。
一方、Mさんが注文したガイダム麺には何やら鮮やかな赤いペーストがのっています。
これなんですが、実は、相当辛そうに見えて、全く辛味はありません。食べてみるとミートソースのような味わい。こちらもかなり美味しい。中華麺でも米の細麺でも美味しいと思います。
ちなみに。私たちが注文した時には待っている人はいませんでしたが、食べている最中にふと見ると、シャン族の屋台には人だかりができていました。ということで8時台、早めの時間に行くことをお勧めします。
食後はまたまた場内見物。
お目当ての麺を食べ、満足したところで再び場内巡り。サトー豆やすっごく根っこの立派なパクチー、そして柿と干し柿もありました。
そして中にはこんなお店も。
山羊肉屋さん。
羊はインド料理で食べるけれど、山羊はないなあ。どうやって食べると美味しいんだろう。
…山羊です。
とにかく野菜好き、食料品マニアの私にとって、たまらない場所でした。金曜朝市、行ってよかった!次回チェンマイ訪問時も必ず寄るぞ。
(つづく)