ウドンターニーのカゴ屋巡り&最強ソムタムに舌鼓【8日目②】

カゴ屋パラダイス、宝探しに出発

湖からホテルに戻り、コーヒーを飲みながら休憩していると、Aちゃんから嬉しい情報が。「さっきタクシーのからカゴ屋を3軒見つけた」とのこと。これは行くしかない。ホテルの自転車を借りて出発です。

ホテルを出発してからおよそ10分、お店その1に到着しました。

倉庫のような広い店内には、カゴやザルが山積み。天井にも手付き籠がいっぱい。中にはお相撲さんが余裕で入れるほどのサイズのものもあります。

そんな中から探していたイサーンタイプのガティップカオ(モチ米入れ)をAちゃんが発見。しかも、一人暮らしの私にちょうどいい小ぶりなサイズとミニミニサイズ。

可愛い。でも、お値段は250バーツとなかなか。他の店も見てから決めよう、とキープをお願いして次のお店へ向かいました。

謎アイテム続出!ディープな道具屋で親切すぎるご店主とのおしゃべりタイム

さらに10分走ってお店その2に到着。「ไทยสากลพาณิชย์」という看板。「タイ国際商店」的な意味でしょうか。台所用品や畑仕事道具のお店みたいです。

実用的なカゴやザル、そして大小様々なガティップカオがありました。私の探していた形は巨大サイズのみ発見。

聞けば小さいものは細工が難しくて高価なんだそうです。なるほど、お店その1のは買いだったのか。

カボチャみたいな巨大ガティップカオや、用途不明の謎アイテムも発見。

珍しいものをあれこれ眺めた後、基本のもち米蒸し器と蒸しカゴを見ていたら、店主のヘンさんにそのカゴを激推しされました。

ヘンさんは片っ端から「สวย/スワイ(きれい)」「ไม่สวย/マイスワイ(きれいじゃない)」とチェックしていきます。私が選んだものは「ไม่สวย/マイスワイ」と却下され、別のものを渡されました(笑)。

米粒がこぼれないように敷く「ที่รองมวย」や網袋も、ぴったりサイズを選んでくれたヘンさん。

さらには好奇心旺盛な私たちに、野菜の種の袋を手に、タイ語教室まで開講してくれました。

しまいにはヘンさんの本名とAちゃんの名前が激似という話で盛り上がり、気づけば1時間が経過していました。

Aちゃんともどもようやく買いたいものがまとまったのでいよいよお会計です。手近なところにあったビニール袋にやおら数字を書き出すヘンさん。その数字を見ていると、最初に聞いたお値段よりいろいろおまけしてくれたようです。ヘンさん、ありがとうございます。ウドンターニーを再訪した際には必ず立ち寄ります!

ヘンさんのお店は上の地図のお店を正面に見て、そのすぐ左になります。

ヘンさんのお店で大満足したので、カゴ屋巡りは2軒で終了。帰り道にお店その1へ寄り、運命のガティップカオをゲットしました。しかもなぜか50バーツもおまけしてもらって…嬉。たった1個しか買ってないのに。これまたありがとうございます。こうして私たちのガティップカオ探しの旅は、幕を閉じました。

ガチイサーン料理「ソムタムジェイカイ」でスペシャルソムタムに挑戦

ホテルに荷物を置いて、ランチはガチイサーン料理に挑戦。地元で人気の食堂「ソムタムジェイカイ」へ行きました。店頭ではお姉さんが様々なソムタムを次々に作って大忙しです。

ここはやっぱり、プララーを使ったソムタムとガイヤーンでしょう。ソムタムの種類が多すぎて迷ってしまいます。

イサーンでしか食べられないソムタムをと、「スペシャルソムタム」を注文しました。

まずやって来たのはガイヤーン。半身でちょうど良い量です。炭火焼きの香ばしい香り、歯ごたえ、そして甘めの梅干が入ったソースが最高です。

そして、スペシャルソムタムが、直径30センチ超えの大皿で登場。具材は、

ムーヨー、ネーム、ケープムー、田螺、干しエビ、サクラエビ、パクチーファラン、タイアカシア(ガティンタイ)の葉、タイアカシアの種、筍、青トマト、赤トマト、ナス、高菜漬け、ピーナッツ、パパイヤ、カノムチン

なんと17種類。実をいうとAちゃんも私もあまりプララーは得意ではないのですがこれは美味しかった!結果、見事、完食しました。大満足&満腹です。