住宅街に佇む小さなタイ料理店「ピッキーヌ」【阿佐ヶ谷】

以前から気になっていた阿佐ヶ谷駅近くの住宅街にある小さなタイ料理店、「ピッキーヌ」にようやく伺うことができました。メニューを見ると他のお店がランチでは提供しないような料理もあるみたいです。

偶然に通りかかることはない立地。

お店の外観

阿佐ヶ谷駅北口を出て、西に向かって歩くこと数分。ややしばらくすると飲食店街は終わり、住宅街へと風景が変わります。こんなところにお店があるの?…と少々不安になってきたころにようやく到着。間口が2間にも満たない小さなお店です。

ビールはシンハー。

1階には二人掛けのテーブルが6つ。途中、2階席へと通されたお客さんがいて初めて2階があることを知りました。お店は調理人の方とフロアの方、計2名で回していらっしゃるようです。

ランチメニューはセットで850円!

麺と小鉢がそれぞれ6種類。組み合わせ自由です。

ピッキーヌさんは曜日に関わらず、ランチタイムは麺6種類と小鉢6種類を組み合わせてオーダーできます。そのお値段なんと850円!ものによっては単品でのオーダーも可能。この他ランチカオマンガイとパッタイもありました。

分かりやすいように写真付きのメニューもあります。

麺は「カオソーイ」、小鉢は「タイちまきごはん」を注文。

セット小鉢のちまきごはん。

悩みに悩んで麺は北タイ名物の「カオソーイ」、小鉢は「タイちまきごはん」にしてみました。炭水化物×炭水化物、いつもなら避けるところですが、タイのちまきごはんなるものが気になって。食べてみると中華風のそれと大きな違いは感じられませんでしたが、入っていた豚肉は柔らかく、ご飯の食感もイイ感じ。味付けも食べ飽きない、でも物足りなさも感じない絶妙な加減。結果、麺の到着を待たずに完食。

小さなどんぶりに盛り付けられたカオソーイ。

次にやってきたカオソーイは小さめサイズ。器は駅の立ち食いソバ屋のそれよりも若干小さいぐらい。

麺は太いちぢれ麺。

トッピングは高菜漬け、紫玉葱(本当はホムデン)、揚げ麺、パクチー、レモン(本当はマナオ)と王道を行っています。本当は小葱も欲しいところですが、それは贅沢か。

味や麺の食感を含め、食べた感じは今まで食べたカオソーイの中で2番目に好き!ちなみに1番は以前タイ料理教室diidiiで作ったyukko先生レシピのカオソーイです。

男性には物足りない量かと思いますが、個人的には美味しく食べきれるベストなボリュームでした。

食後のデザートはフルーツ缶。

他のランチメニューも気になりますが、ディナータイムにはさらに本格的で、日本のタイ料理店ではあまり置いていないような料理もいただける模様。味は間違いないことがこの日の訪問で分かったので、その美味しさに期待しつつ、次回は夜にお邪魔しようと思います!