チェンマイのローカルフードを満喫!【3日目①】

「Kao soi Fueng Fah」で朝カオソーイ。

朝のチェンマイ。まだ人が動き始める前は非常に静か。歩いていると必ず出くわすワットを覗きながらお散歩。ゆったりとした時間が心地よい。

今回の旅はほぼノープラン。ですが、北タイ料理だけはしっかり食べるつもり。この日の朝は「カオソーイ」を食すべく、イスラム教モスク周辺に向かいました。

ナイトバザールが開かれる通りから少し奥まったところに数軒、ローカル食堂が集まっています。そのうちの一つに入ってみました。

「Kao soi Fueng Fah」だそうです。

メニューは壁に貼ってあり、それを見て「カオソーイ・ガイ」を注文。

小皿で提供されたホムデンとパッカードンも全部入れちゃいましょう。

スープ自体はすごくあっさりしていて、味付けも塩気、甘味ともに控えめ。なれど、このパッカードンを一緒に食すとちょうどいい塩梅になります。

こちらのカオソーイ・ガイは揚げた鶏肉が入っているのも特徴。香ばしさと揚げ物の歯ごたえが良く、柔らかく煮込んだものとはまた違った美味しさ。

そして写真だと量が多くみえますが、実際はさにあらず。器にほとんど深さがないので、女性でも2杯ぐらいは軽く行けそうです。(が、もちろんこの後のことを考えて我慢。)

店先にはこうして品数は多くないながらも、イスラム系の方々が食するであろう食料品が並んでいます。

「サラ・モン・オソッド」の漢方ドリンクで元気注入。

カオソーイのお店を出た後はふらり街歩き。たいぶ日差しが強くなってきましたが、木陰に入るとぐっと涼しくなります。このあたり「冬」だからでしょうか。

途中、たまたま通りかかったワットに寄り道。

節操がない…と言ったら失礼ですが、置いてある仏像を見ると、これがまぁ何でもありな感じで、思わず笑ってしまいました。

ターペー通りに戻ると、朝はシャッターが閉まっていたので気がつきませんでしたが、何やら人が絶え間なく出入りしているお店を発見。

回り込んで中を覗いてみると、どうやら薬局のようです。そして、店頭でお姉さんが売っているのは一見するとお茶のようなもの。

お客さんが途切れたところで近づき、「それはなんですか?」と聞くと、「日本人でしょう?」とお姉さん。中国人でも韓国人でもなく、一発で日本人だと当てられたのは後にも先にもこれっきり。「そうです」と答えると、「これ読んで」とラミネートされた一枚の紙を出してくれました。

「お腹がすっきりするし、生姜も入っているから喉にもいいよ。」というので私も一杯いただくことにしました。

おー、確かに。蜂蜜で甘味が付けられてはいるものの、かなりピリッとしています。でも個人的には好きな味。飲み終わると心なしか喉元すっきり。これで5バーツです。

「THE HOUSE by Ginger」で体に良さげなおしゃれドリンクをいただく。

ターペー門の中に入り、続いて向かったのは「THE HOUSE by Ginger」。チェンマイの旅行ガイドなどで必ずと言っていいほど取り上げられているお店です。お洋服やバッグ、インテリア雑貨、小物など可愛い物が揃っています。ゆっくり目の保養をしたところでカフェに。さっき漢方ドリンクを飲んだばかりですが、暑いチェンマイ、2時間に1度は要休憩。

なんて可愛い店内。自分の家のキッチンもこんな風にできたらな。飲み物が提供されるまでにおそらく20分以上は待ったかと思いますが(カフェの客は私一人)、販売されている品々を眺めたりもしながら、その時間も楽しく過ごしました。

そしてこちらが、おそらく今回の旅でいただいた中で一番おしゃれなドリンク。先の漢方ドリンクが27杯は飲めますが、旅の思い出ですから。ケチなことは言いません。(←既に言ってる。)

(つづく)