アボカドをタイ風の和え物にすると素晴らしく美味しいよ!絶品「ヤム・アボカド」を習う。

熟れていないアボカドも美味しく食べられる「ヤム・アボカド」

「森のバター」と呼ばれることもある、全果物の中で最大のカロリーを持つというアボカド。なれど糖分はほとんど含まず、10種類を超えるビタミンと11種類のミネラル、そして食物繊維をも豊富に含んでいて、その豊富な栄養素はアボカドの脂肪分に凝縮されていることから、ハイカロリーながら食べると体重が減るとかなんとか…、そんな話も漏れ聞こえてくるいわゆるスーパーフード様。

そのアボカドをタイ風のヤムに仕立てていただきましょう!というレッスンです。

ドレッシングはタイ料理において「黒ドレッシング」とも呼ばれるナムプリックパオが入った濃厚タイプ。

この四角豆のヤムも同じ味付けです。これ、大好き。ということは今回のヤムアボカドも間違いなく好きな味なワケで、作っている最中からその美味しさが容易に連想されて、まぁお腹が鳴る鳴る。大変でした。

調味料をまずボウルに合わせ、動物系の食材から加えていく手順は他のヤムと同じ。

豚挽肉の次は茹でたエビを加え、お次はカットしたアボカドを投入。

このような感じでカットしてボウルに入れ、サッと和えたら次は香味野菜、最後に炒ったピーナッツとココナッツロングを加えてざっくり混ぜれば完成です。

はい、間違いなく美味しいヤツです。

このヤムの良いところは、アボカドが多少固めで甘味がまだ十分に出ていない物であっても、そこは黒ドレッシングが補ってくれて、かつアボカドのクリーミーさはしっかり感じられる仕上がりになる点。なんて素晴らしいんだ。このヤムは自宅でリピートすること間違いなしです。

空心菜の新たな食べ方をまた知りました。初めまして、そしてこれからもよろしく「ゲーン・テーポー」。

このタイ料理はいわゆるレッドカレーの一種です。よってまずはいつもの通り、カレーペーストを適量の油でそぼろ状になるまで炒めます。その後、ココナッツミルクを1/4カップ程度加えて炒め、油を引き出すという工程を3度繰り返します。

ただし、このカレーはいつものレッドカレーやグリーンかレードほど油を引き出す必要はなし。なにせ使用するココナッツミルクは缶ですからね。

ココナッツミルクの油分が良い感じで引き出せたら肉を入れて全体にペーストを絡め、肉の色が変わったら残りのココナッツミルクと水を加えて煮て、調味料で味を調えたら仕上げに空心菜の茎を入れます。

2分ほど経ったところで葉も加えて、さらに1分ほど火を通せばできあがり。

このカレーの特徴はタマリンド汁を加えて酸味が効いていること。これ、私の好きなブドウのカレーと一緒。

タイカレーの中でも日本ではまだあまり知られていないものの一つですが、緑のお野菜もたっぷり摂れるし、何より簡単なのでとってもオススメです。

ソースが絶品の「クン・トード・ガティアム」

3品目はこれまた簡単で美味しい、リピート必須のタイ料理です。まずは左手前に見える合わせ調味料を準備して、

やや多めの油で粗みじんに切ったニンニクをきつね色になるまで炒めたら、先の調味料を加えて火を止め、それを皿に盛り付けた揚げエビにかけるだけ。

万能ネギも皿に盛り付けておいて、熱々のソースをかけてちょっと火が通るぐらいが美味しいです。

「タイ料理教室diidii」Gコース第2回のメニュー

  1. ヤム・アボカド(アボカドのサラダ)
  2. クン・トード・ガティアム(海老のにんにく揚げ)
  3. ゲーン・テーポー(豚肉と空芯菜のカレー)

このクラス、いつにも増してボリューム満点でした。「ヤム・アボカド」なんて、アボカドをひとりマルっと一個使ってますからね。エビはヤムと揚げエビ合わせてひとりあたり9尾も使っているし。そしてカレーの豚肩ロース肉でしょ。食いしん坊さんも絶対満足できると思います!

タイ料理教室diidii 東京池袋

豊島区池袋タイ料理教室ディーディー。ベジタリアンコースもある200以上のメニューを1人ずつ調理実習できる4名までの少人数料理教室です。